出典:http://www.digitaltrends.com/cars/mercedes-benz-mild-hybrid-s-class/
メルセデスベンツが、2017年度に発表する車に直列6気筒エンジンを搭載させることが分かった。
今では直列6気筒よりもV型6気筒が主流となっており、直列6気筒を推しているのはBMWぐらいなのに、なぜメルセデスベンツは直列6気筒を復活させようとしているのだろうか?もちろんメルセデスベンツも過去に直列6気筒を採用していたが1990年に廃止して再び直列6気筒を復活させる意図が分からない。
しかし、今になった直列を採用するということは必ず何か意図があるはずだ。ちなみに現時点ではメルセデスベンツの直列6気筒エンジンの詳細は明らかにされていない。
この記事の目次
直列6気筒とV型6気筒の違いは?
違いとしては、大きさが異なります。
直列の場合は、名前の通りシリンダーが直列に並んでいるのでエンジンがどうしても大きくなってしまいます。V型の場合は、シリンダーがVの字で並ぶので直列よりコンパクトにすることができ、クランクシャフトも短くなり歪みなどにも強くなります。
単純にV型の方がメリットが多いので各メーカーはV型エンジンが主流となっています。
もちろん、直列にもメリットがあります。例えば振動が少なかったり、メンテナンスがしやすいなど。逆にV型になると構造が複雑でメンテナンスが難しいのです。
さいごに
ここで、なぜ直列6気筒なのかは不明だが、メルセデスベンツは直列6気筒エンジンについて「燃費効率の新しい基準を打ち立てるだろう」と話している。
コスト面やエンジンの大きさなどが改善できれば、部品数が少なくて構造が単純な直列エンジンが理想なんだが、そんなことができたらV型なんて生まれていなんだろうな。
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