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こんにちは、しのピーです。
震災から5年。東日本大震災の津波で流された「カローラ・クーペ1400SR」が奇跡の復活を遂げオーナーの元へ戻ってきました。
この「カローラ・クーペ1400SR」は、昭和46年に1年間だけ販売された希少車種でオーナーの渡部さんが23歳のときに新車で購入したものだ。
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渡部さんは「カローラ・クーペ1400SR」のメンテナンスは怠らず大切に乗り続けていました。
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しかし、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の津波の影響で自宅は全壊し、車も30mほど流され木に引っかかっていた。
大破は免れたものの、エンジンはかからず「諦めるしかないか」と廃車にすること考えた。
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しかし、「オールド・タイマー」とういうクラシックカー専門誌や全国のクラシックカー愛好家の人たちの呼びかけにより希少な部品が集まり再び蘇ることになる。
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そして、5年の歳月を経て2016年3月12日に修理が終わり、関東や東北から集まった30人の愛好家が見守るなか引き渡し式が行われた。
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現在も仮設住宅で暮らす渡部さんは「辛いこともあったが、みんなの応援や支援があったからここまでできた。後ろを振り向かずに前を向いて進むのみ。」と話した。