みなさんFCV水素で走る自動車って知っていますか?
昨年12月に突如トヨタが発表した「MIRAI(ミライ)」その全貌は燃料電池、いわゆる水素で走行が可能というものです。
燃料電池=水素発電機と思ってもらったほうがいいかもしれません。
ということは、水素をエネルギー源にクルマの上で発電しながら走る電気自動車(EV)の一種であり、エネルギーをつくる代わりに排出するのは水だけ、排ガスはいっさい出さないという究極のエコカー。
水素って地球上にほぼ無限に存在する事から化石燃料を一切使わない&エネルギーの枯渇の心配がない。
燃料の話になったところで、いま全国にどのくらいの水素ステーションがあるのでしょうか?
2015年現在水素ステーションがあるのは全国で約40箇所もあり、どんどん増え続けています。
そして気になるのが燃費!
3分程度の水素の充填で650キロも走行することができるのです。
FCV水素で走る自動車のメリット
1.使用時のCO2排出量、ゼロ
水をはさんをと結びつくことで、発電します。化石燃料と違いエネルギーとして使用した際に、CO2を出すことがありません。2.ほぼ、無限につくり出すことができる
水の中などに含まれている水素。水を電気に分解することで取り出すことができます。さらには、他の物質の中にまで。石油や液化天然ガスだけでなく、バイオマスや下水汚泥など、さまざまな物質から取り出すことができます。3.ためられる。運べる。
電気で水を分解して水素にしておけば、それを保存して、また別の場所で再びエネルギーとして使うことが出来ます。自然エネルギーも、もっと活用できるよになります。たとえば、天候に左右させて一定の電気供給が難しい太陽光発電の場合。晴れたときに作った電気を水素に変えておけば、曇ったときに、その水素で電気を再び作ることが出来ます。水素は、他のエネルギーとのコンビネーションもバツグンなんです。出典:TOYOTA
それらがともに備わってこそ、FCVは夢の未来カー。
そもそも、宇宙開発プログラムの中で開発した技術らしく1960年代から開発が進んでいた技術。
電気で走行可能な電気自動車が先に進んでしまい、FCVは忘れられていた感じがありましたが、この度トヨタが発表をしました。
この「MIRAIミライ」。10年ほど前なら億単位での燃料電池車をなんと!!700万円台で実現してしまいました。もし購入しようとすると、補助金が200万円程、その他いろいろな減税制度が使用出来れば500万円台まで下げられるかもしれない・・・
そんな夢の車がもっと一般市民にも手の届くような価格帯になったら、環境にもすばらしい社会になるかもしれませんね。
課題としては、今のガソリンスタンドのように水素ステーション(水素を補給するところ)を普及させるには、一箇所作るのに数億円の費用がかかる事。
まだまだ、課題は残りますが、自動車の開発は進んでいきますので、そのうち空飛ぶ車も目にする日がくるかもしれませんね。