はい！ こんにちは、しのピー（@shinopp_yu）です！

僕が良く使っているクリンビューのガラス用撥水剤『ハイブリッドストロング』が20周年記念で『ハイブリッドストロングα（アルファ）』にリニューアルしました。

以前、イチネンケミカルズの研究開発センターに行った時に名前以外で何が変わったのか少しお聞きところ、成分はイソプロピルアルコール・シリコーン・フッ素系撥水剤・無機酸で変わりませんが、容量が変わり第四類第一石油類から第四類アルコール類になったとのことです。

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効果的には変わらないらしいので、紹介するか悩みましたが「従来品と比較してください！」というコメントがちょくちょくきていたのと、もしかしたら違いが出るかもしれないと僕自身思ったので、今回は施工性と撥水力に違いがあるのか比較したいと思います。

フロントガラスに撥水剤を施工する

今回はこちらの車に施工していこうと思います。
現状は油膜なのか撥水剤なのか微妙に水弾きしているので、いつも通りカーオール『水アカとりパッド』で綺麗にします。

親水状態になりました。乾かしたらマスキングテープで二等分して、左に『ハイブリッドストロング』右に『ハイブリッドストロングα』を施工します。

『ハイブリッドストロング』の使い方
①＜ガラスコート（撥水剤）の塗布＞
使用前にボトルをよく振り、フロントガラスの外面にヘッド部分を押し当てながら、ガラス面全体にムラなく塗布してください。
②＜乾いた状態で拭きあげる＞
塗布面が白く乾いたら、固く絞った濡れタオルで塗布面全体をムラなく拭きあげてください。
③＜撥水効果＞
抜群の水はじき効果が長時間持続します。38km/h以上の走行速度でガラスに付着した雨・水滴が吹き飛ばされるので（当社研究部門風洞実験より）、ワイパーなしでも快適な視界が得られます。

クリンビュー公式https://www.ichinen-chem.co.jp/

運転席側に『ハイブリッドストロング』を施工しました。白く乾くのを待っている間に『ハイブリッドストロングα』を塗ります。

『ハイブリッドストロングα』は初卸なのでフェルト部分に液剤が染み込んでいません。なので、いつもより気持ち多めに出しながら塗り込みます。

塗った感じが違う…！スパシャンの『オタマジャクソン』みたいに塗りながら弾いている感じがします。

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こう見るとかなりの違いがわかりますね。

左側は結構満遍なく弾く感じもなく塗れていますが、右側は塗っている時に液剤が弾く感じがあり、斑っぽくなっています。

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乾いたので濡らして固く絞ったクロスで拭き上げていきます。いつも通り、ちょっとヌルッとした拭き心地。

『ハイブリッドストロング』は拭きムラが残りやすいので、何回かクロスの面を変えて拭き上げるようにしてあげてください。

『ハイブリッドストロングα』の方も拭き上げていきます。

なんか塗れていなさそうな部分が多いな…。従来品の『ハイブリッドストロング』と比べて隙間と斑が多いです。念のため拭き上げたら二度塗りしようと思います。

拭き上げた感じも違う！

αの方がヌルッとした感じがあります。やっぱり分量が変わると色々と変化があるのかな？水弾きを見るのが楽しみですね。

おわかりいただけただろうか…。

この現象は『オタマジャクソン』を初めて使った時にもなったのですが、初卸の商品だとフェルトに撥水剤が染み込んでおらず、上手く施工できないことがあります。

そういった場合は２度塗りしてあげると綺麗に仕上がるので、拭き上げたら『ハイブリッドストロング』も一緒に再施工したいと思います。

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綺麗に拭き上げられた感じもしますが、これで終わりにしてしまうと本来の撥水力を発揮しないので、さっそく『ハイブリッドストロング』から２度塗りしていきます！

施工２回目

『ハイブリッドストロングα』の方がしっかり施工できているかわからなかったので、２度塗りします。

『ハイブリッドストロング』２回目は結構滑る感じです。１回施工したっていうのがわかる。

『ハイブリッドストロングα』も２回目を塗ります。滑りが全く違う。
従来品は塗っている所から白っぽい感じがありましたが、αは透明感があります。

塗れていなさそうなところをしっかり確認します。多分大丈夫なので乾かしたら拭き上げます。

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『ハイブリッドストロングα』の１回目の施工後は塗れていそうな所と塗れている所の差がわかりづらかったのですが、今は馴染んでいる感じがあります。
ちょっと従来品に似た気がする。

やはり『ハイブリッドストロングα』の方が拭き上げた感じがヌルッとしています。だけど結構早い段階で仕上がるので施工性は上がっていそう。

両方とも綺麗に仕上がりました。明日は雨が降る予定なので、その時に撥水性能を見たいと思います。

施工から翌日、雨天走行！

天気予報通り雨が降りました。この車のワイパーがかなり劣化しており、水はけが悪いのでワイパーで何かするっていう検証は難しそうです。

今の時代、ワイパーはブレード付きで2000円出せば買えるので消耗品だと思って定期的に変えることをオススメします。僕も帰ったら交換します。

高速に入りました。両方ともすごく弾いていますが、差があるようには見えません。

ワイパーを使ってからの飛び始めも一緒に見えます。撥水力に違いはなさそうですね。

もちろん風などの影響もありますが、30km位でも飛んでいくのでやっぱり『ハイブリッドストロング』の撥水力はすごい。

まとめ

といった感じで以上になります。

今回はクリンビューのガラス用撥水剤『ハイブリッドストロング』とリニューアル版の『ハイブリッドストロングα（アルファ）』を比較してみました。

成分は変わらないものの分量が変わり、第四類第一石油類から第四類アルコール類になったということですが、その影響なのかアルコールの匂いが強めになったように感じたのと、施工性がかなり違いました。

『ハイブリッドストロングα』は塗っている時に液剤が弾く感じがあり、拭き上げがヌルッとしているというか簡単になったように思いました。

そのため水弾きにも違いが出るかと思いましたが、雨天走行した感じ、撥水力の差は感じられなかったです。

なので、『ハイブリッドストロング』を愛用している方は安心して『ハイブリッドストロングα』に切り替えてください！

そいじゃ、また！

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