はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
とある情報で「フッ素系のガラス用撥水剤はガラス面を温めて施工すると効果が高まる」とお聞きしました。
気になったので調べてみたら、衣類を温めることでフッ素系撥水剤がしっかり溶け込んで効果が高まるという情報を発見しました。
しかし、あくまでも衣類の話でフロントガラス等にも適応されるのかはよくわかりませんでした。
ならば自分で検証しようということで、今回はフロントガラスを温めた状態で施工した面とフロントガラスが冷えた状態で施工した面の撥水力を比較したいと思います!
フロントガラスを温めた状態でガラス用撥水剤を施工する
今回はこちらのフロントガラスで検証していきます。
まずはOPTEX『非接触温度計』を使って、ガラス面の温度を測定してみます。
ザックリ13度です。
一応温度計も車内に置いて、施工時の目安にしたいと思います。
デフロスターのスイッチを入れてマックスの32度、内循環モードにしました。
めちゃめちゃ熱風が出てきます。ガラス面が温まるまでこのまま放置して、その間に油膜を落とします。
CARALL『水アカとりパッド』で油膜を落とし、親水状態になりました。
乾かしてガラスが温まるまで待ちます。
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車内は40.5度。非接触温度計でガラス面を測定したら、21~28度でした。
少なくてもガラス面は20度以上ということなので、そろそろ撥水剤を施工します。
今回はフッ素系のガラス用撥水剤を施工するということで、個人的にフッ素系の代表だと思っているソフト99の『超ガラコ』を用意しました。
マスキングテープでフロントガラスを2等分したので、運転席側に施工します!
超ガラコの使い方
ソフト99公式https://www.soft99.co.jp/
①ガラス面の汚れやホコリを洗い落としてください。
②ボトルをよく振り、黒いキャップをはずしてフェルト面を出してください。
③液が飛び散らないようにフェルト部をガラス面につけ、ボトルを押して少し液を出し、やや強めにこすりながら塗り込んでください。
④約5〜10分乾燥させ、キレイな乾いたタオルで拭き上げてください。ガラスとより強固に密着させるため、拭き上げ後12時間以上乾燥させてください。
※使用後は蒸発や液もれ防止のためキャップをしっかり閉めて保管してください。
冬場なのにすぐに白くなります。乾くのが早い!
5~10分経過したら拭き上げていきます。
5分以上経過したので乾いたクロスで拭き上げます。車内は現在49.1度。
ガラス面が温かいおかげなのか、拭き上げやすい気がします。
綺麗に仕上げることができました!
現在車内は50度ですが、施工時だけじゃなく完全硬化するまでの12時間は温かくしていた方が良いのか迷ったのでメーカーに質問しました。
塗る時にガラス面が極端に冷えていなければ問題ないとのことだったので、暖房は切ることにします!
車内は現在55.9度。表面温度は33~35度でした。マジで蒸し風呂状態。
表面温度は正確なのかよくわかりませんが、一応目安として測っています。一旦ガラスは放置して、冷え込むのを待ちます!
フロントガラスが冷たい状態でガラス用撥水剤を施工する
ガラス面を温めた状態で施工してから1日が経過しました。
現在の車内は2.9度、表面温度は0~2度です。
ガラス面が冷えている内に助手席に超ガラコを施工します!
塗った感じがガラス面を温めていた時と違います。
温めて施工した時は塗り終わる段階で全体的に白くなっていましたが、現状はそんな感じが全くないので、乾く時間が大幅に違うのかもしれません。
ガラス面が冷たすぎる状態で施工すると説明書の規定時間内では乾ききらず、拭き上げてしまうから本来の撥水力を発揮できないということなのかな?
10分が経過しました。
ガラス面を温めた時よりも白っぽさがないですが、説明書に記載している時間の枠内でやりたいので拭き上げます。
拭き上げた感じも温めた時と違い、カラッとしていない感じです。
ちゃんと拭き上げることはできるけど、まだ乾ききっていないのかな~。
一応綺麗に仕上げることはできました。
撥水力が変わっているのか現状だとわからないので、雨が降るまで放置します!
【走行映像】施工から2日後、撥水の比較
もう止んでしまいましたが、朝に雨が降ったのでガラス面に水滴が付いています。水滴の大きさと水滴の丸みを見る限り、差はほとんどないような気がします。
場所によってはまだ雨が降っているみたいなので、そこまで車を走らせます!
現在75kmくらいで走行しています。劇的な差はないというか、どちらも同じように見えます。
まとめ
といった感じで以上になります!
今回はフロントガラスを温めた状態で施工した面とフロントガラスが冷えた状態で施工した面の撥水力を比較してみました。
僕が見た感じ撥水力に差はありませんでしたが、施工性が全く違いました!
ガラス面を温めて施工すると乾くのが早く、パパッと拭き上げられるのですが、冷たい面は施工して10分待っても乾ききっていない感じがありました。
少し伸びる感じもあったので、これがムラに繋がってくるのだと思います。なので、ガラス面が温かい状態で施工することをオススメします!
耐久性も追って見ていくつもりなので、気になる方はぜひご覧ください!
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!