はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は食器用洗剤を使って、洗車をしていこうと思います。
当たり前ですが、食器用洗剤は食器を洗うために開発されているので、洗車にはカーシャンプーを使った方が良いです。
しかし、カーシャンプーはカー用品店やホームセンターに行かないと売っていないことが多いので、食器用洗剤で洗車できたら楽ですよね。
なので、今回は実際に食器用洗剤で洗車したらどうなるのか検証したいと思います!
今回の実験について
今回はこちらのミニで実験を行っていきます。
食器用洗剤は汚れを落とすために水の膜を張るような成分が入っているので、コーティングが施された車だと、その上に膜を張ってしまい、撥水がしづらくなります。
なので、コーティングを施工した後に洗剤を使って洗車をしたら、どのようになるのかをお見せしたいと思います。
こちらの車は未施工状態なので、まずはコーティング剤を施工していきます。
バチバチ撥水系だと分かりにくいと思ったので、今回はVOODOORIDE『シルク』で下地処理をした後、疎水系の『ナノテクノロジーシーラント』を施工していきたいと思います!
『シルク』で下地処理をして、『ナノテクノロジーシーラント』を施工しました。
『シルク』と『ナノテクノロジーシーラント』は単体で紹介しているので、気になる方はそちらをご覧ください。
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コーティングの施工が終わったら、撥水の確認をします。
完全に疎水ですね。疎水はボディ面に水が残りにくく、汚れも付きにくいので、VOODOORIDEは疎水系に特化しているみたいです。
そうしたら洗剤で洗っていきます。
食器用洗剤でボンネットを洗車する
ボンネットの真ん中を養生しました。
今から両サイドを食器用洗剤で洗っていくのですが、せっかくなので、左は希釈した洗剤で洗車、右はスポンジに原液を染み込ませて洗車という形でやろうと思います。
花王株式会社『キュキュット ピンクグレープフルーツの香り』を希釈しました。
めちゃくちゃ泡立つし、すごく良い匂いがする。
水をかけたら、左側を希釈したキュキュットで洗っていきます。
泡がすごい。
右側はキュキュットの原液を揉み込んだスポンジで洗車します。こっちも泡がすごすぎる!!
洗い終わったら、水で流します。
左:希釈したキュキュット 右:原液のキュキュット
やはり泡切れが悪い…。いつまで経っても泡が残る感じになるので、必要以上に水を何回もかけてあげてください。
原液の方が希釈して洗車した方よりも水引がネバッとしている感じがするけど、特に差はないかな。
左:希釈したキュキュット 真ん中:『シルク』+『テクノロジーシーラント』 右:原液のキュキュット
真ん中の養生を外しました。違いは一目瞭然ですね。
左右は一見コーティングが落ちたように見えますが、落ちたのではなく、コーティングの上に洗剤の成分の膜が張っている状態です。
そうしたらタオルで拭き上げて、洗剤の成分を落としてみます。
両サイドをタオルで拭き上げました。これで水引の速度が先ほどより速まれば、洗剤の膜が張られていたことがわかります。
左:希釈したキュキュット+タオルで拭き上げ 真ん中:『シルク』+『テクノロジーシーラント』 右:原液のキュキュット+タオルで拭き上げ
あれだけ違いがあったのに、もうさほど差はありません。左右が疎水のコーティングに戻っています。
やはり食器用洗剤の膜が張られていたということか…。
次はポリマー加工車にも使用できるカーシャンプーで洗車してみます。
希釈したソナックス『グロスシャンプー』で、両サイドを洗車します。
さっきの食器用洗剤だと弾かなかったですが、この時点でもうちょっと弾いている。
洗い流します。
左:希釈したキュキュット+グロスシャンプー 真ん中:『シルク』+『テクノロジーシーラント』 右:原液のキュキュット+グロスシャンプー
食器用洗剤のまとわりつく感じがなくなりました。完ぺきに疎水ですね。
真ん中と比べると両サイドの水引が遅く見えますが、食器用洗剤で洗車した時との差は一目瞭然です。
まとめ
といった感じで以上になります。
今回は食器用洗剤で洗車したらどうなるのかを検証してみました。
やはりカーシャンプーと比べると、泡切れも悪いし、まとわりつく感じだし、改めて食器に付いた油を落とすための洗剤だと思いました。
あと食器用洗剤はコーティングの上に膜を張ってしまうので、洗えなくはないけど、デメリットもあるので、食器用洗剤で洗車したいという方は注意してください。
そいじゃ、また!
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