はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回は『ペルシード ナチュラルガラスエッセンス』を使ってみたいと思います。こちらの商品、使う前から気になっている点がいくつかあります。
まずひとつは「半永久的に続く浸透性コーティング」という部分。
半永久的とはどういうことなのでしょう。1年とか3年とか、そういった数字は見たことがあるのですが、この商品は「半永久」。
コーティング剤に詳しい方だったら、この文言を見るだけで気になってしまうと思います。
もうひとつは、「塗装面のクリア層そのものをガラス質に変える」という効果について。
この効果によって塗装を研磨しない限り効果が続くことになるそうです。
クリア層をガラス質に変えるというのがどのような効果を発揮するのか。
クリア層に存在する凹凸をガラス質が埋める効果があるのか。
それともクリア層が変質し、硬度のたかいガラス系の何かに変わるのか。
また、そのように変質する場合は、特殊な効果を持ったクリア塗装の場合はどうなってしまうのか。
・・・気になるところがいっぱいです。
現状では、それぞれの疑問を調べる方法を思いついてはいないのですが、まずは使ってみてどのようなコーティングなのか、撥水性能や光沢など、その点をレビューしたいと思います。
ペルシードを施工してみた
今回は、こちらのボンネットに施工していきます。
ボンネットの状態は、コーティングや水垢を落してあります。
ただ、ちょっと洗車傷が目立っている状態です。コーティングも落としてあるため、水をかけると親水状態になります。
こちらが今回の商品です。見た目は…8×●ですよ、エ●トフォー(笑)
それと今まで見た事のない、革のような高そうなクロスが付いていました。
ペルシード 『ナチュラルガラスエッセンス』の使い方は以下の通りです。
- ボトルを軽く振りボディにスプレーする
- 付属のクロスで塗り広げるように拭く
施工のポイントとしては、1秒の噴射で80cm四方が施工の目安で、ルーフ→ボンネットなど、パネルごとに施工すること。
拭き残しがないようにクロスの綺麗な面で仕上げること。とのことです。
ペルシードの施工は、施工面が濡れた状態でも乾いた状態でも可能なようなのですが、以前他の商品の検証で濡れた状態からの施工よりも乾いた状態からの施工の方が効果が出たため、今回は施工面が乾いた状態で施工していきます。
ボディにペルシードを吹きかけると、液剤が少量の泡になります。
浸透しているのか揮発しているのか、見た目では判断が付きませんが、プチプチと音が鳴っていて早めに拭き上げた方が良さそうだと判断しました。
スプレーした面をクロスで拭き上げると、すでにツヤが出ています。
丁度このボンネットは洗車傷が目立つこともあってか、施工した箇所のツヤ感が際立つ印象を受けました。
マスキングテープで仕切ってあるので、一旦ボンネット半分を施工してみる事にしました。施工に関しては、スプレータイプなので非常に楽です。
吹きかけた箇所をしっかりと拭き上げていきます。
広い範囲を施工してみても、浸透してガラス質に変わっているのかに関しては分かりませんでした。
考えて見れば、どれくらいの時間でガラス質に変化するのかがわかっていません。浸透してすぐにガラス質に変化するのか、それとも24時間程度の硬化時間が必要なのか。または水などに触れることによって変化するのか…。
ツヤが出た。それ以外の事は分からないままです。
マスキングテープを剥がした境目の部分はこのような状態になりました。
左側がペルシードを施工した面です。未施工部分に比べて、黒さに深みが出たような印象を受けます。
この車は10年程度年式の経った車両なので、新しい車に比べれば塗装の色も変わってしまっていると思います。その塗装がちょっと若返ったような感じがしました。
また、たくさんあった洗車傷が目立たなくなった気がします。ただ、この効果が半永久的に続くのかに関しては未だ疑っていますが…。
一日硬化後、効果を確認してみた
クリア層のガラス質への変化に時間がかかる可能性を考慮した結果、施工してから24時間以上時間を置くことにしました。そのうえで撥水効果について確認していきたいと思います。
1日経過したボディは上画像のような状態でした。1日の間に砂埃まみれになってしまいました。
これは施工した方も未施工の方も、両方とも同様の状態でした。ペルシードの効果の中には、水をかけるだけで汚れを落とせるというものがありました。この汚れが落ちるのに差が出るのでしょうか。
水をかけてみると、所どころからボディが水を弾き、ゆっくりと水がはけて行きます。撥水とも疎水とも言えない、不思議な水はけです。
水をかけると全体的に水が乗ってしまう時間はあるのですが、勢いよく水が流れていくという訳でもなく、まだらにボディが表れてくるといった印象です。ちょっと微妙な水の流れ方ですね。
水を流した後のボディからは砂埃が流されてなくなっていました。
しかし未施工面の方に関しても同様に汚れが流されていました。ここではちょっとペルシードだけの効果を確認するには至らなかった気がします。
また、水をかけた事で若干ツヤも落ちてしまったような気がしました。触りごこちに関しても、大きな差を感じません。
……詰んだか?
まとめ
といった感じで、今回はペルシードをつかってみました。
使ってみた感想としては、まず施工が非常に楽だったこと。スプレータイプなので握力もいらずにどんどんと施工を進めることが出来ました。
また、ツヤに関してもしっかりと出ていたと思います。施工直後の満足感に関しては高いのではないかと感じました。
ただ撥水性能に関しては、撥水とも疎水とも呼べない、表現しにくい性能でした。この部分に関しては動画で確認して頂ければと思います。
今回一番気になっていた「半永久的にに続く浸透型コーティング」という部分に関しては、検証することができませんでした。
というよりも検証方法が僕にはわかりませんでした。ガラス質に変えることについてのメリットに関してもよく分かりません。
硬度が増して傷がつきにくくなるのかもしれませんが、割れてしまう可能性は増さないのか。
有機質が無機質に変わる事で鳥の糞などの汚れは防ぎやすくなるのかもしれませんが、逆にイオンデポジットなどは付きやすくなってしまうのではないか。
ウロコなどが付いてしまったらどうするのか。
・・・逆に疑問点がたくさん出てきてしまいました。
この商品の検証に関しては、引き続き行っていく予定です。その際にはこの記事を読んでくださった皆様の力もお借りしたいと考えています。もし良い検証方法があれば教えてください。皆さんのご意見、お待ちしております!
そいじゃ、また!
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!