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最近、新しい車の購入方法として「残クレ」という言葉を耳にしませんか!?
各メーカーがこぞって打ち出している「残クレ」について、今回はまとめてみました!
この記事の目次
そもそも「残クレ」とはなんでしょう?
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「残価」とは分割支払いが終了した時点の車の価値のことです。
例えば、3年のクレジットを組んだ場合、「残価」は3年後の買取価格を意味しています。
「残価設定クレジット」=「残クレ」とは、この残価を先に設定した上で、残価を最初から差し引いた額を分割支払額とするプランです。
例えば、3年後の買取価値を新車車両価格の50%に設定した場合、分割支払額は車両価格の半分で済むということになります。
つまり、月々の支払額も極めて少ない額で済むという事なのです。
「残価」は分割支払い期間終了時の車の買取価格。普通は中古車市場ニーズなどによって価値は変動してしまうのですが、残価設定ではこの価値を保証しています。
メーカーによって残価率は異なりますが、例えば軽自動車の場合なら概ね車両本体価格の50%くらいが基本のようです。
嬉しい!?これが残クレのメリットだ!!
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残クレを利用すると以下のようなメリットがあります。
月々の支払いが楽
これが一番のメリットではないでしょうか!?残価分を差し引いた額を分割で支払うために、月々の支払が少なく設定できることが最大のメリット。
月々の支払額が3000円以上ならば、プランは自由という場合もあるようです。
まとまったお金が必要ない
頭金やボーナス月加算などは自由に設定できます。
もちろん頭金&ボーナス加算がまったくゼロでもプランニングは可能です。
更にその場合でも支払期間を5年長期で設定すれば月々の支払は楽になります。
次のクルマへの乗り換えも楽
支払い期間が終了時点で、再び次の新車で残価設定クレジットを組めは、月々の負担を抑えつつ新車に乗り続けることが可能です。
買取価値が保証されます
残価はクレジット期間終了時の車の買取金額。
通常は中古車買取相場ニーズなどによって査定額は変化するものですが、残価ではこの価値が保証されます。
ただしペナルティもありますので、注意しましょう。
やっぱり良い事ばかりじゃない!残クレ、デメリットもあるよ!
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月々の支払いを楽にする事ができる残クレですが、デメリットももちろんあります。
乗り続ける場合は結局支払いが続いてしまう
分割支払い終了時に車を返却すれば終了ですが、乗り続けていたい場合は、残価分を一括支払いあるいは再クレジットを組んで支払い続けることになります。つまり、これでは普通の長期ローンと何ら変わらないのです。
分割支払い終了時には必須で3択を選ぶ必要あり
分割支払い終了後は車の返却、乗り換え、乗り続ける場合は支払い、という3択しかありません。
これはどんなクレジットでも同じですが、残クレ購入の場合、この時期が決められており、待ってはもらえないのです。
返却時の車両状態によってはペナルティが付く
メーカーによって具体的な内容は異なりますが、3年間の走行距離が4万km以内、あるいは1ヶ月の走行距離が1,000km以内で、などの条件が付きます。
超過すると買取価格が減額されてしまいます。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか!?最近良く耳にする「残クレ」について、メリットとデメリットをまとめてみました!
月々の支払を楽にしてくれる反面、ペナルティが存在したりするなど、注意する点もあるので気を付けて利用したいものですね!
「残クレ」を利用すれば、諦めていた新車にも手が届くかもしれませんよ!!