こんにちは。昨日、久しぶりにダイビングにいってきました。
みなさんは、疑問に思ったことはないですか?
タイヤってなんで黒いのか? 気になっている人もいるはずなのでご説明したいと思います。
なぜタイヤは黒い?
出典:carcast.jp
タイヤが黒いのは、ゴムの中に「カーボンブラック」という黒い物質(炭素の粉)を混ぜているからです。
カーボンブラックとは?
カーボンブラック(carbon black)は、工業的に品質制御して製造される直径3-500 nm程度の炭素の微粒子。
化学的には単体の炭素として扱われるが、表面には様々な官能基が残存した複雑な組成を持ち、いわゆる無定形炭素と呼ばれるものに含まれる。
出典:wikipedia
1912年にカーボンブラックをゴムに混ぜて化合させると、ゴムの強度が飛躍的にアップする事がわかったそうです。それ以来、カーボンブラックは、補強材として使用されるようになりました。カーボンブラックに代わるものは、まだ発明されていません。
黒以外のタイヤは存在するの?
カーボンブラックの替わりに、シリカという二酸化ケイ素(SiO2)、もしくは二酸化ケイ素によって構成される物質を使って各カラーの着色剤をゴムに添加して着色しているカラータイヤも存在します。
というわけで、タイヤは黒しかないわけではございません。
しかしカラータイヤだと、紫外線による亀裂や摩耗に耐える力が不十分なため、黒いタイヤが主流となっているのです。
そもそも、タイヤってなにできているの?
出典:as-web.jp
ゴムと配合剤です。ゴムと言っても「合成ゴム」と「天然ゴム」の2種類があります。
- 合成ゴム:石油から生産されるナフサが原料となっているもの
- 天然ゴム:木の樹液を加工したもの
しかしゴムだけでは、タイヤとして使用することができないので、補強剤など様々なものが練り込まれています。その補強材として使っているのが、タイヤが黒い理由のカーボンブラックや低燃費性能などを向上させるシリカになります。その他にも弾力性や劣化防止の為に硫黄をいれてタイヤはできています。
※フルカーボンのものからフルシリカのものまで、そしてカーボンとシリカを配合したタイヤなど色々あります。
まとめ
タイヤはただのゴムの塊だと思っていましたが、とんでもないですね! 車のパーツの中でタイヤは、とても重要なパーツです。人の命を乗せて走る、曲がる、止まるを受け止めているパーツ。
それがタイヤです。
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