出典:ケイのブログ
前回に引き続き、ハワイ島のレンタカーでの楽しむためのポイントをご紹介させていただきたいと思います。
この記事の目次
日本からハワイに徒歩で行ける!ハワイは日本のすぐそばになる?!
前回もお話したようにハワイ諸島は火山によって作られた島です。
話してませんでしたっけ?
とにかく、ハワイ島では今でもキラウェア火山の火口からマグマが噴出し、島のカタチを変えています。
キラウエア周辺では民家にマグマが流れてくるなんてことも。
そういう活火山でできた島々。
それがハワイです。
出典:wikipedia
そもそもハワイ諸島自体が、マグマが海水によって冷やされながら噴出した溶岩の上にオヒアが根付いた事によって、今の豊かな自然が形成されたそうです。
そして、時の流れと共に移動するプレートと共に移動し続け、新しい島を形成し続けるのがハワイです。
ハワイ島の移動方向は北西方向。
実は日本に向けて刻一刻と移動しているんです。
そう、八千万年後にはハワイに徒歩で行ける日がくるかもしれませんね。
実はハワイはアメリカで一番ガソリンが高い!
出典:You Tube
みんなクルマで移動するハワイですが、実はハワイはアメリカ全土で一番ガソリンが高い州です。
あの広いアメリカで??なんて思いますが、日本よりもずっと安いので安心してください。
ただ、サドルロードなどガソリンスタンドが長距離ない場所も有りますので、給油はしっかりと行わないと行けません。
ちなみにコナ側よりヒロ側の方がガソリンは安いようです。
ドライブを楽しむためにも、ガソリンスタンドの場所をしっかり確認しておきましょう。
ハワイ島の中心を突っ切れる道 サドルロード
前回はハワイ島の周囲を大きく回る環状線の話をしましたが、今回はそれを大きくショートカットできるサドルロードのお話をしましょう。
サドルロードは東と西の街を繋ぐ、大変便利な州道です。
前回の話の中にあったように、ハワイ島を環状高速で回ると休みなく走って6時間かかります。
回れないことはありませんが、観光としてはちょっと不便ですよね。
そんなときに1つのホテルに滞在しながら、2日に分けて回りたい。
そんな希望を叶えてくれたり、反対サイドの観光地に素早く到着できるようにしてくれるのが、このサドルロードなんです。
実はハワイ島の中心にはマウナケアとマウナロアという4000mを超える大きな火山が2つ並んでおり、その山があることによって気候が分断されています。
そう、このサドルロードは山の間を通過できる、島一の山道なんです。
この道の間は、ガソリンスタンドもコンビニも何もありません。
それどころか、普通に走っているだけで標高2000Mを超える高さに勝手に達しているんです。
富士山の5合目よりも高い場所を通過する道なんてす。
それも道の周りには地の溶岩を見ることができるようになっているんですね~!
自然ってすごいでしょ?
レンタカーでは走っては行けない道もある
出典:自然も歴史も大好き『マッターホルン』男の旅日記【待った・放るん】
実はこのサドルロード。開通して間もない新しい道なんです。
以前にもサドルロードは存在していたのですが、なんせ山のなかだから道が整っていないため、事故が多発してしまうような状態。
怖い道だったんです。
なので旧サドルロードにはレンタカーでの侵入は出来ません。
また、マウナケアはクルマで頂上まで登れる山なのですが、レンタカーでの登山は基本的に出来ません。
4000mという富士山より高い山を一気に登ることになるので、途中で高山病にかかってしまう可能性が非常に高いのです。
登れるとしても途中の「オニヅカ・ビジター・センター」まで。そこでも十分の高さ。標高2800mです。
安全性の事も考えて、ルールを守ってレンタカーに乗るようにしましょう。
ハワイでは動物が飛び出しても止まらない
実はこのサドルロード。
動物の剥製のようなものがよく転がっています。
これはクルマに轢かれた本物の動物なのです。
山の中を突っ切る道であるサドルロードは動物の飛び出しがしょっちゅうあります。そのため、レンタカーはダメでしょうが、地元の住民は旧ブレーキで避けるより安全なためにそのまま動物をひいてしまうそうです。残酷なようですが、これも自然なんでしょうか。
ハワイ島を走るときは動物の飛び出しがあることを念頭に入れて、安全運転をしましょう。
ハワイ島は街灯がほとんどない
ハワイ島は田舎の島であるため、電柱も木でできていることがほとんど。
実はコンクリートの電柱が立ち並ぶのは日本くらいみたいですね。島の中の大半や、サドルロードには街灯がないため、ライトが切れてしまうと大惨事。ちゃんとライトの点検をしてからレンタカーを借りるようにしましょう。
ハワイ島は水着でのビーチ遊びとスキー・スノーボードを同時に楽しめる島である
出典:Find Travel
狭い距離で4000mもの標高差を一気に昇り降りできるハワイは、冬のスポーツと夏のスポーツを同時に体験できてしまう不思議な島。
だからこそ自分でプランを決めて自由に行動できた方がイイですよね!
レンタカーの移動には時間も体力も必要なので、プラン作りをしっかりすることで、世界で一番楽しむことのできる島になることでしょう。
これらの事を踏まえて、ハワイを楽しんでくださいね!!