出典:srslyguys
皆さんは保険には加入していらっしゃいますか?
親がかけていた保険をそのまま継承した方、結婚を機に保険を書き換える方、子供が生まれたから貯蓄保険をかけたという方、車の購入を機に自動車保険に加入する方、皆さんのライフプランに合わせて保険を加入される事だと思います。
日本では、保険屋さん、しつこい、めんどくさい、貯金の出来る保険ならいいよ、と保険に対してはマイナスなイメージをお持ちの方の方が多いのではないでしょうか?
皆さんご存じですか?
イギリスでは、生命保険の事を「ラストラブレター」と呼ぶ事があります。
生命保険のことをイギリスではラストラブレターと呼ぶ!
大切な人に向けた最後の愛を込めた手紙ということです。海外らしいロマンチックな発想ですよね。
では、日本ではどのようにして保険が成り立ってきたのかを少しご紹介させて頂きます。
生命保険事業のはじまりを作った人物は、慶應義塾大学の創始者である、1万円札でお馴染みの福沢諭吉です。知っていましたか?
ヨーロッパの近代的保険制度を書物で紹介したことがきっかけです。
ただそれよりもはるか昔から日本には保険のような仕組みがありました。
ある村に新婚の夫婦がいました。貧しいながらも幸せに暮らしていた二人に、突然ある悲劇がおこりました。夫が急な病に倒れ、二度と帰らぬ人となってしまったのです。妻は愛する人と幸せな生活を失い、悲しみにくれましたが、彼女には夫の葬儀を挙げる費用もありませんでした。村人も一同に悲しみましたが、その費用を出せるものはいませんでした。すると村人の一人が、村人達にこう提案しました。「今回のように若い者が亡くなることもある。皆で毎月少しずつお金を出しあって、不幸のあった村人を助けるために積み立てないか。」万が一に備えて、お金を出し合い、お互いを助け合う。この提案に村人達は納得し、貧しいながらも積み立てをする村人が多く集まりました。
出典:日本生命保険相互会社
保険というとどうしても嫌われがちですが、本来生命保険とは、相手を思いやり、助けあうという精神のもと作られた制度なのです。
生命保険の保険料は、「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」の3つを元に計算されています。
また、保険の加入の際には審査もありますよね。
それは、みんなから集めた保険料が困った人に保険金として支払われるので、リスクを平等にしているということなのです。保険は無理に加入するものではありません、その人のライフプランに合わせた保険を見極めて、大切な人や自分を守る為に加入するものです。
損害保険は、海から誕生したというまた別の成り立ちがあるのですが、そのお話はまた今度…
損害保険といえば、皆さんの一番身近な存在であろう保険は、自動車保険ですかね?
なんにせよ、ドライバーの皆さんは、ハンドルを握る以上、いつ自分が被害者にも加害者にもなるという危険を背負っているのです。対人賠償は、必ず無制限にしておいたほうがいいでしょう。
ほとんどの方が無制限になっていると思います。
万が一相手を死亡させてしまったり、障害が残る体にしてしまうと皆さんが想像しているよりもはるかに高い賠償金を支払うことになります。
死亡・後遺症による高額賠償 TOP3
- 1位:5億843万円
- 2位:3億7829万円
- 3位:3億6756万円
まとめ
どうですか?
1位の5億は、被害者の方が年収5千万以上の開業医で高額な賠償額となっています。リスクに備えることの大切さが分かります。
その他にもおすすめしたい特約はたくさんあるのですが、まず自分自身や大切な人を守る事、リスクに備えること、自分の将来のライフプランを立ててみること。
普段あまり保険の事を意識される方は少ないと思いますが、ご自身の人生設計をたまには確認してるのもいいですよ♪