出典:TOYOTA
たとえば、君がいるだけ心がつよくなれること♪(米米クラブ)
心、強くなっていますか?呪怨です。
以前にプラグインハイブリッドって何か知ってる?の記事でプラグインハイブリッドについて説明させていただきました。
今回は、ハイブリットカーについて詳しく!書きますから、今更聞けないって人はこれを読んでしっかり覚えてください。
すっごい詳しく書きますからね!
この記事の目次
まずハイブリットカーとは?
エンジンと電気モーターの2つの動力を持っています。
モーターとエンジンを両方使用して走行する場合
モーターのみで走行する場合
エンジンのみで走行する場合
この3パターンで走行しています。
※車種によって異なります。
ハイブリットのシステムの種類と特徴
発電と駆動の方法により、シリーズ方式 パラレル方式 スプリット方式なるもので分けています。
どんな方式かご紹介します。
シリーズ方式
出典:wikipedia
これは、直列方式ともいいまして、エンジンを発電のみに使用し、モーターを車軸の駆動と回生のみにしようするという、簡単にいうと、【エンジンを発電用の動力源として搭載した電気自動車】ということです。
仕組みは、エンジンで初電気を駆動し、発生した電力を大容量バッテリーに一旦蓄え、その電力でモーターを駆動し、走行するというもの。
この方式だと、充電時間が長くなってしまうというデメリットを燃料を補給することで無くすことができます。
よく、EVモードというのがついていますが、あれはなんだか知ってますか?
EVモードは、エンジンではなく、モーターのみで走行することをEVモードといいます。
音がしなく、近づいて来ると全くわかりません。
パラレル方式
出典:wikipedia
俗にいう、並列方式です。
直列もあれば並列もあるっていうことですね。
並列方式は複数の努力源を車輪の駆動に使用する方式です。
エンジン出力=トルク×回転数の関係にあります。
このへんは、タニケイが詳しく書いてますので読んでみてください。
エンジンの低回転時には十分なパワーが得られず、アイドリングを含め効率が悪く、排出ガスの浄化能力も落ちます。
しかし、モーターにエンジンが苦手とする熱効率が悪く有害排出物の多い範囲をもモーターに受け持たせるといった、ぶっちゃけいいとこドリップなやつです。
スプリット方式
出典:wikipedia
動力分割方式とも言います。
エンジンからの動力を動力分割機構により分割(スプリット)し、発電機と車輪の駆動へ振り分けたり、エンジンとモーターからの駆動力を自由に合成することが可能な方式。
と、3つの特徴を書きました。
ちんぷんかんぷんですよね?
方式なんて理解しなくても大丈夫です。
車は動きます!
次に今まで、ハイブリットカーは環境に優しくて、二酸化炭素を出さない車ということで海外を始め国内でも普及しました。
ここで、いいことばかり書いていたら普通のブログになってしまいますので、現状の問題点を幾つか書いておきましょう。
ハイブリッドカーの問題点
問題点は4つ!!
システムの複雑化による信頼性の低下
駆動用バッテリーと燃料タンクを搭載する為に、ガソリン車と比較して15~20%重量が増加します。
それにより、まず燃費の悪化に加えタイヤ・ブレーキ及び路面のダメージを増大します。
また、モーターやバッテリーには、みなさんも聞いたことがあるでしょう!?
レアメタル・レアアースを利用するため価格高騰がしやすく安定した資源確保ができない状況です。
そして、ガソリン車であれば大丈夫な事故もシステムがダメージを受けやすい為、自走不能となりやすい。
なんて声も上がっています。
あとは、スペアタイヤが最近はっていないのはなんでだかわかります??
バッテリーやモーターの搭載により車室空間が取れず廃止になったんですよ・・・
環境への負担
出典:Place
環境に優しいといわれつつ、なんで負担?と思いますけど・・・・
これは、ハイブリットカーは部品数が多くなるため、必然的に製造・廃棄にかかるコストが大きいことと、ハイブリット特有の部品だけというのもある為、環境・金銭面で高くなってしまいます。
一番大きいのが、バッテリーをリサイクルするにしても工程が長くなる問題があります。
廃棄の面で一番環境へ負担が懸念されているのが大きいですね。
バッテリーへの危険性
出典:WIRED
ガソリンハイブリット車両はガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせている為、通常の車に搭載されている12Vのバッテリーに加え、最大600Vで電気モーターを回すハイブリットバッテリーを搭載している。
容量が大きいので感電の危険性大!!
これは、整備士さん泣かせです。
静か過ぎて歩行者がわからない
出典:saikirin.com
先程ご紹介したEVモードにして走っていると、歩行者は全くと言っていいほど気付きません。
音で判断するにはあまりにも静か過ぎて接近に気付かずひったくり・・・なんてケースもあったようです。
これには、政府が入り人工的に音を発生させる装置を義務化がすすめられているらしいですが、この音が、ジェット機を小さくした様な音の為、これはこれで騒音被害になるのではと懸念されています。
コストが高い
ガソリンとハイブリットの両者をラインナップしている車種では価格帯がだいぶ違う。
例:80VOXY Vタイプの場合のコスト計算をしてみました。
※ 購入時の差額を燃料費の差額で仮に回収する事を検討した場合の実際の費用
ガソリン車 | 車両本体価格:280万円 | 平均燃費:15.8km(メーカー調べ) |
ハイブリッドカー | 車両本体価格:310万円 | 平均燃費:23.8km(メーカー調べ) |
その差、車両価格30万で平均燃費 8Kmの差
これをガソリン単価150円として、年間走行距離を10,000Kmと過程しましょう。
すると、
ガソリン車 | 燃料費:94,500円 | |
ハイブリッドカー | 燃料費:63,000円 | 年間の差額:31,500円 |
すると、回収に要する年数は、9年半です。
この9年半という期間は、現在のミニバンを乗車されている方からすると大体2回目の車検で乗り換えをする方が70%の割合でいますから少しお得感は無いように感じますね・・・
まとめ
ハイブリットカーだけでなく、車はどうしても初期費用や維持費がかかるもの。
ハイブリットカーだからもっとエコな走りをしてよ!!とかお金かからないんでしょう??
なんて言ってはいけません。
たしかに技術の進歩とともに車はより快適な物に変化をしています。
悪い面ばかりみないで、何事も良い面を見ないといけませんね。
ハイブリットですから!!ハイブリット=異種の物を組み合わせたものとい意味ですから!!
僕もハイブリットになりたい!