はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
皆さんのお車にはウェルカムランプは付いていますでしょうか。
鍵を持った状態で車に近づくことで、ルームランプなどが点灯して出迎えてくれるのがウェルカムランプです。
実は最近、こんなものを購入しました。それは『80系ノア・ヴォクシー・エスクァイア専用 スーパーウェルカムライティングキット』。
これを使うことで、ポジションランプがウェルカムランプとして近づくことで点灯するようになるというものです。
セット内容はこんな感じ。
今回は同時に純正の空きスイッチの穴を利用できる機能のON/OFFスイッチを同時に購入しました。
キット自体は、車両配線に割り込み接続することで車に機能を追加することができるものになっています。
今回は実際に80系ノアに取り付けてみて、どんなものなのか、取り付けの難易度などを見てみたいと思います。
通信量に余裕がある方は動画をご覧ください。
この記事の目次
キットの取り付け
助手席グローブボックス裏の配線
まずはグローブボックスを取り外します。グローブボックスを開いた状態で、両脇の部分にあるツメを外してグローブボックスを引き抜きます。
グローブボックスを外した場所の奥には、エアコンフィルターとコネクタがあります。そのコネクタの真ん中列の下側のコネクタに配線を接続します。
接続する線の色は車両タイプ・年式によって異なります。この位置での結線はエレクトロタップと接続コネクタを場所に応じて使い分けます。
配線の切断も必要になるので、気合を入れて作業しましょう。
まずはコネクタ右上から出ている配線、ガソリン車の場合は薄紫/黄色の線、ハイブリッド車の場合は薄緑線です。
ここでは車両側配線を切断し、コネクタ側に製品側の紫。反対側に黄色の線をそれぞれに結線します。
続いてコネクタ内中央列、上から2番目の配線。
2015年7月以前の車両であれば薄紫/赤線、それ以降の年式であれば薄緑の配線を切断し、コネクタ側の線を絶縁。コネクタと反対側の線に、製品側茶色線を接続します。ハイブリッド車の場合はこの作業は必要ありません。
続いてコネクタ左下部分から出ている紫線に製品側のオレンジ線を白色のエレクトロタップで結線します。
作業して思ったのは、こういった部分はカプラーオンで割り込みできる形になっていると、消費者としては非常に楽なんですけどね。アースを中央コネクタの上にあるボルトに、付いているクワ型端子を使用して接続して完了です。
Aピラー部分の配線
助手席側Aピラー部分でも配線を行います。ウェザーストリップを部分的に外し、Aピラーを外します。クリップで止まっているので、手を差し込んで下に引くだけです。
次にAピラー下のカバーも取り外します。持ち上げるようにすると簡単に外れます。
カバー下のコネクタに配線を接続します。ここで接続する線の色も車両タイプによって異なります。
純正ルームランプが電球タイプの車両の場合は緑と白に。純正LEDタイプの車両の場合は緑と赤の線に接続します。
どちらの場合もエレクトロタップを使用して結線することができます。エレクトロタップが嫌いな方は切断して分岐しても大丈夫です。
車両側の赤線に製品側の灰色線、車両側緑線に製品側の赤線をそれぞれ接続しました。
コネクタ周辺の線の長さに余裕がなかったので、多少配線をまとめているチューブを切開しましたが問題なく接続ができました。
動作確認
配線終了後、コントローラーを接続する前に必ず動作確認を行いましょう。
取扱説明書によると、動作確認を行わずに接続を行った場合、コントローラーや車両が壊れる可能性があり、確認を行っていなかった場合は保証対象外になるとのこと。
説明書を参考にしっかりと確認を行いましょう。
ON/OFFスイッチ取り付け
今回同時に購入しておいたON/OFFスイッチは運転席右側の空きスイッチに取り付けを行っていきます。
このあたりのパネルは引っ張るだけで外れるようになっているので、開いているスイッチカバーを取り外し、今回購入したスイッチに差し替えます。後はスイッチ裏のコネクタを接続して完了です。
コントローラーの接続
今回のようにON/OFFスイッチを使用している場合は、コントローラーのDIPスイッチを変更する必要があります。
今回の場合は4番のスイッチをOFFに変更して接続します。後はコントローラーをグローブボックス右側のスペースに固定して取り付け終了です。
ポジションランプがウェルカムしてくる
その夜、あたりが暗くなってきたのを見計らって動作確認を行ってみました。画像はスイッチOFF(純正状態)で車に近づいた時の様子。
ルームランプが明るくなり、ドライバーを迎えてくれます。
続いてスイッチをONに切り替え、『スーパーウェルカムライティングキット』を使用した状態です。近づくとルームランプの点灯と同時に、ポジションランプも光るようになりました。
キーレスで鍵を解除した際にもポジションは連動して点灯します。自分の車だとしっかりわかるのと、ルームランプだけの点灯に比べてインパクトも増しましたね!
ちなみにテールランプも連動するようになりました。
後方からでも車がウェルカムしてくれるようになったので、駐車場内で自分の車が見つからない時でも探しやすくなりました。
ちなみにこちらで唯一白く発光しているボタンがON/OFFスイッチです。
スイッチで簡単に切り替えできるし、純正風のボタンになっているので見た目もバッチリでした。
ちなみに、ポジションランプの消灯タイミングなどの設定できます。自分の好みに合ったやり方で設定してみてください。
まとめ
今回は『スーパーウェルカムライティングキット』を80系ノアに取り付けてみました。
このキットのお値段は6000円。オプションのトヨタ車用ON/OFFスイッチの金額は1920円でした。僕的にはちょっと高いような気がしますが、仕上がりも良く、満足できる商品でした。
また、記事の中にはありませんが途中でLEDが付きっぱなしになってしまうトラブルがありました。原因が分からずに問い合わせをしてみたところ、イチから症状を聞いて丁寧に原因を探してくれました。結局僕の配線ミスだったのですが、トラブル対応も非常に良かったので好印象です。
今回の商品は、燃費が良くなるわけでもなければ車の汚れが付きにくくなるものでもありません。本当に自己満足の商品なのですが、僕はなかなか良かったと思います。
気になった方はぜひ購入してみてください。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!