出典:GATAG
普通車と軽自動車の違いは、よくインターネットなどでも比べられており、維持費の違いなどがよく挙げられています。さて、車検については、費用などを含めて、普通車と異なる点があるのでしょうか?今回は軽自動車の車検についてまとめてみました!
受ける場所が違う!?軽自動車の車検のアレコレ!
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軽自動車も普通車同様に車検はあります。軽自動車の車検については、普通車の車検とほぼ同じであり、2年に1回(新車購入時のみ3年に1回)受けなければいけないのです。必要書類などもほぼ同じとなっています。軽自動車の車検と普通車の車検で異なるポイントは、車検を受ける場所についてと、検査ラインの順番についての2つです。
◆車検を受ける場所
普通車の場合は、自動車検査登録事務所(陸運局)というところで車検を受けるのですが、一方軽自動車の場合については、軽自動車検査協会というところで車検を受けるのです。
場所は隣接しているとかではなく、住所が全く違う場合がほとんどで、普通車同様車検の際は、事前に予約を入れておく必要があるのです。
◆検査ラインの順番
普通車の場合、【同一性の確認・外観検査 → サイドスリップ検査 → スピードメーター検査・ヘッドライト検査・ブレーキ検査 → 排ガス検査 → 下回り検査】という流れなのですが、
軽自動車の場合は、排ガス検査を最初の方に受けるのです。流れを言うと、【同一性の確認・外観検査 → 排ガス検査 → サイドスリップ検査 → スピードメーター検査・ヘッドライト検査・ブレーキ検査 → 下回り検査】となるのです。
ただし、場所によっては普通車と同じ検査ラインの場合もありますので、覚えておきましょう。
34,070円は絶対に必要な費用です!
出典:簿記2級などの人気の資格をとる為に、利用したいものとは
車検(継続検査)にかかる費用は、2つに分けることができ、法定費用と点検・整備費用の2種類です。
法定費用には、自動車損害賠償責任保険(自賠責)と重量税が存在し、軽自動車の場合は自賠責が26,370円(24カ月)、重量税が6,600円、それから手続きに必要な印紙代1,100円が発生します。
そのため、合計34,070円は必ず納めなければならない法定費用であり、個人や代行者が行うユーザー車検でも出費は同じです。※購入後何年経過しているかによって若干費用は変わりますが、ほぼ同程度の金額です。
そこに車検基本料金が10,000円程度プラスされ、更に整備が必要な場合は数万円がプラスされます。
リフトアップでビックリ!?軽自動車の下回り検査
出典:ワンダフル・ベリー
普通車の場合には、真ん中が空洞になっている場所へ車を乗せ、空洞の部分から検査官が下回りをチェックを行います。検査官は下に階段で降りて、見上げる形で行うのです。
一方、軽自動車の下回り検査では、リフトアップされ、軽自動車は車体重量が軽い為に、車をリフトで持ち上げて、検査官が下回りを検査するのです。
軽自動車のユーザー車検をはじめて受ける人が一番驚くのは、この下回り検査の時のようです。
まとめ
軽自動車の車検は、普通自動車と違い、軽自動車検査協会というところで車検を受けるのが大きな違いです。間違えてしまわないように覚えておきましょう。