タイヤの交換のタイミングって?
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あなたは適切なタイミングで行える自信がありますか?
そのタイミングを自分で把握ができないと、まだ十分使用できるのに交換を勧められて無駄な出費が増えたり、逆に交換時期が遅くなり大きな事故を起こしてしまう可能性があります。
タイヤ交換の正しい知識を得る事で、スマートでムダのないドライバーになりましょう!
この記事の目次
劣化したタイヤを使う事はこんなに危険!?
出典:http://tanuma-atsuko.at.webry.info/201005/article_21.html
古いタイヤを履いたまま走行し続けていると、タイヤが外部の刺激や内部の圧力に耐え切れなくなり、走行中にバースト(破裂)してしまう恐れがあります。
高速道路でバーストが起こってしまうと、大事故を招きかねない危険な状態になってしまうのです。
また、溝の浅いタイヤで走行していると、雨の日にスリップしやすかったり、劣化してタイヤのゴムが固くなると、コーナーがスムーズに曲がれなかったりします。
大事故にならないようにタイヤの交換をすることは、ドライバーの大事な責任なのです!
適正な交換時期は4年!けれど、早まってしまう事も・・・
車のタイヤ交換の目安としてよくあげられるのは溝がすり減っているかどうかです。たとえ走行距離が0kmであったとしても、タイヤは3~4年経つとゴムが劣化し、ひび割れが見られるようになります。タイヤのバーストを招かないよう最低でも4年前後を目安に交換しましょう。
また、タイヤは走行距離の長い方が劣化が早いように思えますが、高速道路などではまっすぐに走っているだけなので、変な減り方はしません。
それよりも車庫入れでハンドルをぐるぐる切ったり、都市部でのSTOP&GOの多さの方が劣化が早まりますので気をつけましょう!
タイヤをチェックしてみよう!
タイヤをチェックする時のポイントは3つ!
製造年をチェック!
タイヤの横には世界各国共通で製造年週が刻印されています。4桁から6桁の数字で、下2桁が製造年に。その二つ前の数字が製造年週です。たとえば1912なら2012年の19週目。つまり、5月くらいのタイヤということがわかります。
ひび割れやキズ、亀裂をチェック!
タイヤのサイドを見てみましょう。しわが寄っていたり、溝と溝の間がひび割れていたりしませんか?夏場、路面の温度が高くなってくるとひび割れしてきたところから亀裂となり、運が悪いとタイヤ自体がバーストしてしまうことがあります。
溝の減り具合をチェック!
タイヤの使用限度は法律の規定では残り溝1.6mmですが、性能が急激に落ちてくるラインは3.2mmです。これを超えると車本来の性能を引き出しづらくなります。とくに高速走行時、ウエットな路面でのブレーキ性能が極端に落ちるので3.2mmくらいを交換時期の目安にした方が良いでしょう。
まとめ
以上にあげてきたポイントは自分でチェックする事もできますが、カー用品店などでタイヤのチェックを行ってくれるサービスもあります。
それらを上手く利用して、安全なカーライフを送りたいものですね。
タイヤは消耗品という事を常に意識して、適切なタイミングで交換を行う事が大切です。