出典:みんカラ
ETCとは電子料金収受 (Electronic Toll Collection)の略称で、日本の高速道路で料金所をノンストップで通過できるシステムです。
無線通信を利用して、料金精算を行っており、情報が問題なければ料金所のゲートが開いてそのまま通過できるシステムなのです。
ETCもかなり普及してきており、導入したいけど、今更どうすればいいかなんて聞けない・・・という人の為に、ETCの基本をまとめてみました!
ETCを利用するには、2つのものが必要!
ETCの利用には、「ETC車載器」と「ETCカード」がの2つが必要になります!
ETCは、利便性を高めるためにカードと車載器が別れた構成になっており、これはカードの所有している人が、ETC車載器取付車であれば、どのクルマを運転しても自分のカードで支払いが行えるようにするためです。
そのため、ETCカードのお申し込みおよびETC車載器の購入・セットアップは、それぞれ別々に行いますが、ETC車載器取扱店の中には、すべてを一括して申し込めるショップもあります。
そしてまず、クレジット会社の発行するETCカードを取得します。ETCカードは個人または法人単位で取得をし、名義人のみが使用することができます。
またETC車載器が取り付けられた車両については、所有するETCカードで車両を問わず利用できます。
このシステムは、クルマの所有者ではなく「カードの名義人」が料金を支払えるというメリットがあるのです。
車載機を取り付ける前に・・・セットアップが必要です!
出典:http://its-shop.jp/a02/etc1.html
カードも申し込んだし、車載器も購入して、さぁ取り付けだ・・・と、その前に使用するクルマのナンバープレートなどの車両情報を暗号化して書き込むセットアップを行います。
ETCシステムを利用する車両を特定して、通行料金を算出するためには、セットアップは必要不可欠なのです。(車載器自体には個人を特定する情報を書き込みません。)
セットアップはセットアップ店が行ってくれます。セットアップは、ETCの安全な利用を守るため、高度なセキュリティ処理を行っています。
そのためセットアップ店の技術や信頼性を厳しく審査する登録制となっており、従って登録されたセットアップ店のみでしか行えません。
正しく車載器は取り付けましょう!
出典:http://blog.livedoor.jp/ksfactory_01/archives/51556047.html
ETC、ETC2.0対応車載器はカーディーラーやカー用品店・自動車整備工場などで購入、取り付けをしてもらえます。
取付作業は専門的な技術および知識が不可欠です。必ず、車載器メーカーが取扱説明書等で指定する方法で行いましょう。
車載器メーカーが指定する方法以外(シガーソケットなどへの簡易取付など)で取付た車載器は、道路事業者が定めるETCシステム利用規程違反となってしまうため、利用することはできません。
従って、メーカーによる保証を受けることや、セットアップ店においてセットアップ(再セットアップ含む)することができないので、気を付けましょう。
まとめ
ドライブをスマートで快適にしてくれるETC。今回は、今更聞けないETCの基本的な部分をご紹介しました。
一度利用すると、その手軽さから不可欠なアイテムになるであろうETC。これを機会にいよいよ導入をされてみてはいかがでしょうか?