出典:http://minkara.carview.co.jp/
こんにちは、しょうへいです。
ホイールのオフセットとは、ホイールの中心と取り付け面(ディスク部)との距離がどちら側にどれだけの距離があるかを表した数値で、ホイールの中心よりも外側に取り付け面があるものをプラスオフセット、内側にあるタイプについてはマイナスオフセットといいます。
しかし、この名称も今では少し古いものとなってしまいました。
まずはその呼び方から学んでいきましょう!
オフセットの名称はこう変わった!!
出典:http://www.pitoff.jp/maemae/blog/1806/
2008年7月11日から、「オフセット」の名称が変更されています。
これまでのプラスオフセットは「インセット」、ゼロオフセットは「ゼロセット」、マイナスオフセットは「アウトセット」と3つの名称に変更となりました。
プラスやマイナスが決まっているときの名称が変わっただけなので気にすることではありません。
ホイールインセットとタイヤの関係とは!?
出典:みんカラ
インセットの数値が小さくなるとタイヤ(ホイール)は、外側へ移動し、インセットの数値が大きくなるとタイヤ(ホイール)は、内側へ移動します。
これにより、タイヤがボディー(車体)の外にはみ出したり、内側に干渉したりしないように調節されています。
ボディーにピッタリのタイヤにする為には、車体をジャッキなどで持ち上げホイールを外し、ホイール取り付け面(ディスク部)に曲尺等、直角になる定規でフェンダー(ボディ)迄の距離を計測します。
この距離さえわかってしまえば、タイヤ(ホイール)幅の1/2の数値からこの数値を引くとフェンダー(ボディ)ピッタリのゼロセットになるということです。但し、これはあくまでも計算上の参考数値であるため、他の部位と干渉しないかというポイントへの注意が必要です。
もしホイールインセットが10mm増えると?
同じリム幅(ホイール幅)でホイールインセットが10mm増えるとどうなるのでしょうか?
例えば、ホイールインセット「+30mm」を使用していて、同じ幅のホイールで、ホイールインセットが「+40mm」のものに交換すると、タイヤ(ホイール)が、車体内側へ10mm引っ込んでいきます。
この時、注意すべきは、サスペンションなど内側へ干渉する場合があるということです。
逆に、ホイールインセットが、10mm小さい数値になるとタイヤ(ホイール)がボディ(車体)の外側方向へ、10mm移動します。タイヤ(ホイール)がフェンダーより外側へ出たり、フェンダーへと干渉してしまう場合は、車検に適合しなくなってしまいます。
停車状態で干渉をしていない場合でも、走行状態でサスペンションが沈み込んだ時に干渉をしてしまうケースが多々ありますので、注意すべきポイントです。
まとめ
「インセット」、「ゼロセット」、「アウトセット」という名称になりました。
そういう名称になったということだけ覚えておけば問題ありません。