出典:RSTC
車のエンジンがかからない場合に、バッテリー以外に原因はあるのでしょうか?
「バッテリーを交換しておけば大丈夫だろう。」
などと思っていても、バッテリー交換したばかりの車のエンジンがかからない事態に・・・なんて事になるかもしれません。
そんな時、考えられる原因をまとめてみました!
この記事の目次
パーツに異常があってエンジンがかからない場合!
出典:みんカラ
バッテリーターミナルの腐食
バッテリーは内部で、電気を放電してエンジンを動かす役目を持っています。
その中でバッテリー液というものが入っており、液が漏れてバッテリーの上についている部品を汚してしまうことがあるのです。
この突起物をターミナルといい、バッテリー液で汚れて腐食してしまうとエンジンとの接続不良を起こして、うまくエンジンがかからないという事になってしまいます。
また、バッテリーが長い間放電しっぱなしになると、ターミナルも腐食しやすくなります。
セルモーターの故障
エンジンをかける時にキュルキュル音がしない場合は、セルモーターの故障が疑われます。
エンジンをかけるにはバッテリーとセルモーターの両方が動かないといけないのですが、バッテリーが電気を作り、セルモーターを動かします。
そしてモーターがエンジンを始動させる仕組みになっているので、このセルモーターが壊れているとエンジンはかからないのです。
メインヒューズの断線
ヒューズとは過剰な電流が流れた場合に、車の他の部品に影響をださないようにする大切な部品です。
もし大きな電流が他の部品に流れてしまうと故障してしまいますが、このヒューズが身代わりになって切れることで、そこで電流を流さなくなります。なので、このヒューズが何らかの原因で切れていると、電気は流れない為エンジンはかからないのです。
ついうっかり?こんな理由で動かない事も・・・
ギアをP(パーキング)に入れていない
うっかりしている点としてギアをPに入れずにエンジンをかけようとすると、もちろんエンジンはかかりません。
焦っている時などは見落としがちになりますので、落ち着いて確認してください。
最近の車はブレーキを踏んだ状態でないとかからない様になっている物もありますので、車種によっては確認が必要です。
ガス欠
ガソリンが入っていなければ、もちろん車は動きません。
また、ガソリンも劣化する為、何年も乗っていない車などはガス欠というよりは、「ガソリンが燃料として機能していない」かもしれませんので、注意して下さい。
エンジンがかからない時の対処法は!?
出典:wikipedia
JAF、ロードサービスを呼ぶ
会員になっている方はJAFを呼ぶと大方の問題は解決してくれます。
また最近は車の保険にもロードサービスが利用できる物がありますので、利用できる人はした方が良いです。
メリットとしては、車の事があまり詳しくない方でも、プロが対応してくれるので安心なのですが、来るのに時間が掛かる場合が多かったり、お金がかかるといった所がデメリットです。
よく行くガソリンスタンドに相談してみよう
ガソリンをいつも給油しているスタンドで症状などを相談すると、対応してくれる事が多いです。
向こうからすればお得意様ですから、下手に断ったりしないようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?対処法をまとめると、
- JAFなどのロードサービスに加入している場合は利用をする
- なじみのあるスタンド店員やディーラーなどに相談する
エンジントラブルは焦ってしまいますが、必ず原因と対処法があります。
一つ一つ冷静に確認していく事が大切なのです。
もちろんこれ以外の原因も存在しますので、分からない場合はメーカーに連絡した方がすぐに解決する事でしょう。