はい！ こんにちは、しのピー（@shinopp_yu）です！

お待たせいたしました！

今回はリクエストが多数きていた『魔π（マパイ？）』というコーティング剤を使ってみたいと思います！

パッケージに「クイックコーティング カーケアスプレー」、使用方法に「ある程度の水気を拭き〝クイックコーティング〟を車にスプレーします」と記載されているので、Astreeというメーカーの魔πブランドのクイックコーティングなのかな？と思っています。

ちなみにメイドインチャイナで内容量は500ml、金額は2680円です。（2021年７月下旬現在）

開封したら亀の餌のような匂いが漂ってきました。臭い…。

中身は液剤が入ったボトルにスプレーノズル、安っぽいスポンジ、切れ端？毛？がいっぱい出てくるマイクロファイバークロスです。箱は少しボコボコした状態で届いたし、かなりツッコミどころが多いな…。

消費期限は５年で、成分が脱イオン水・乳化シリコンオイル・ポリビニルアルコール・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムです。

商品紹介に「液晶ハイテク技術を採用している画期的な商品です。通常は液体状態であり、車のボディ・ホイール・ガラス・ミラー等に使用すると艶のある防護膜を形成し 防汚・撥水・高温・摩耗・ホコリの付着防止に役立ちます」と書かれています。

通常じゃない時は固体なのか？という疑問がありますがそこは置いといて、ゴルフクラブに使えるのは驚きですね。

シュアラスターの人から『ゼロプレミアム』をゴルフクラブに塗るとヘッドスピードが上がると教えてもらったことがありますが、『魔π』もそうなのかな。

とりあえず液剤の匂いを嗅いでみます。液剤の色は白です。

子供用のリポビタンの匂いがする！！メチャメチャ飲んでいた僕だからわかる。

とりあえず『魔π』はボディとガラスに使えるみたいなので、今回は両方に施工して艶と撥水力を見ていきたいと思います。耐久性は後日！

『魔π』の使い方

①車をきれいに洗車する
②ある程度の水気を拭き「クイックコーティング」をスプレーする。
車表面が乾燥した状態に戻ってからスプレーすることもできます。③付属のタオルで均一になるよう優しく拭き上げてください。
※効果をより良く発揮するため、タオルで拭いた後は日光が当たる場所などに30分以上駐車し、完全にスプレーを乾かしてください。
※効果をよりよく発揮するため、スプレー後48時間は洗車せず 車を水に濡らさないよう注意して下さい。

施工から48時間置かないといけないので、天気予報をしっかり見ないとダメですね。

ボディに『魔π』と『レインドロップ』を施工

今回はこちらの車を使います。磨いたので現状は親水状態です。

拭き上げたら左面に『魔π』、右面にソフト99『レインドロップ』を施工していきます。

『レインドロップ』は吹きかけて拭き上げるだけなので超簡単です。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

最近リクエストが多いレインドロップを使ってみた！
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レインドロップ施工終了！

続いて魔πを施工していきます。

今気づきましたが、『魔π』にはスポンジとマイクロファイバーが付属されているのにスポンジの使い方は一切書かれていません。スポンジはただのオマケなのかな？

何プッシュとかは書かれていないので感覚で吹きかけます。

多めにかけて拭き上げます。塗った感じはすごく滑るし、艶も良さげです。

良い感じですね。クロスの面を定期的に変えてあげないとムラになる感じがあるので注意してください。スプレーもしっかり量が出るし施工性は良いと思います。

艶を見てみます。

施工直後の艶

マスキングテープを剥がしました。

わかりづらいですが肉眼だと両方ともしっかり艶が出ているのがわかります。
だけど差はないかな…。

施工直後の滑り

マスキングテープを置いて滑りを比較して見ました。滑りは『レインドロップ』より『魔π』の方が良いです。

フロントガラスに『魔π』と『ハイブリッドストロングα』を施工

『魔π』はガラスにも使えるということなので、フロントガラスの左面に『魔π』、右面にクリンビュー『ハイブリッドストロングα』を施工したいと思います。

現状は何かの撥水剤が施工されているのでCARALL『水アカとりパッド』で落とします。

撥水剤が落ちて親水状態になりました。拭き上げたら『ハイブリッドストロングα』から施工していきます！

『ハイブリッドストロングα』は塗布しました。
白く乾いた状態になるまで待機します。詳しい使い方は過去に紹介しているので気になる方はこちらの記事をご覧ください。

ハイブリッドストロングとハイブリッドストロングαって何か違いあるの？
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『ハイブリッドストロングα』を乾かしている間に『魔π』を施工します。
ガラスはあまりムラになる感じがしません。

『魔π』の施工が終わりました。

ガラスに滑りは必要ないと思いますが、『魔π』はガラスに使っていてもすごく滑りが良い感じがします。乾くのも早いしガラスに使うのも結構ありかも。

乾いたので『ハイブリッドストロングα』を拭き上げました。フロントガラスの施工終了！

ホイールに『魔π』を施工

最後にホイールです。ホイールは既に洗って乾かしてあります。

ここはクロスに液剤を塗布して施工するやり方でいきます。

施工が終わりました。『魔π』は施工後48時間以上、雨・水に濡らしてはいけないので、車を屋外に置いている人は特に注意してください。定着するまで放置！

施工から3日後

施工から３日が経過しました。現在小雨が降ってきましたが、施工後48時間以内に雨は降っていません。多分。

ボディの水弾きから見ていきます！

ボディの水弾き

左右で違いますね！

『レインドロップ』はバチバチの水弾きで水滴が玉になっていますが、『魔π』は疎水っぽい水弾きで水滴がベチャッとした感じです。

近くで見るとこんな感じです。『魔π』はバチバチ系の撥水だと思っていたけど、そういうわけではないのね。

カーシャンプーで洗いました。
水弾きは完全に個人の好みになるのですが、メリット・デメリットもあります。

『レインドロップ』のようなバチバチの撥水で車を走らせたら水滴がビュンビュン飛んでいってくれますが、停車時に上手く水をかけても水滴が結構残りやすいです。

逆に『魔π』のような疎水系は水滴の飛び具合は撥水に劣りますが、停車時に上手く水をかければ綺麗に引いていくので洗車が楽です。

僕はバッチバチに弾く撥水が好きなんだよな～。

ボディの艶

ちなみに現状の艶はこんな感じです。
肉眼だとどちらも艶が出ているのがわかります。若干『レインドロップ』の方が濃いように見えるけど勘違いなのかな…。やっぱり差はわからん。

ホイールの水弾き

ホイールもしっかり水を弾いています。ボディと違ってクロスに液剤を付けて塗布したので何か違いが出るかと思いましたがそんなことはない？

面積が小さいからなのかもしれませんが、ボディよりも弾きが良い気がするな。
あと施工の問題なのか上の方があまり弾いていないのも気になりますが、全体的には問題なく弾いています。

フロントガラスの水弾き

最後にフロントガラスの水弾きです。

過去にキラサクのボディ用コーティング剤『キラサクGP』をフロントガラスに使ったら、ボディではバッチバチに弾くのにフロントガラスでは全然弾かなかったので『魔π』もそんな感じになるのかなと思っています。

【実験】『キラサクGP』をガラスに使ったらどうなる？
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『魔π』が思ったよりも弾く！！

どちらかと言うと『ハイブリッドストロングα』の方が弾いていますが、『魔π』も負けていません。ガラスにもボディにも使えるコーティング剤ってガラスの撥水力が微妙だったりするんだけど、『魔π』はメチャクチャ弾いていますね。

近くで見るとこんな感じです。

『魔π』が思った以上に撥水してビックリ。雨が降ったら走行映像を撮りたいと思います。

雨天走行してみた！

雨が降ってきたので走行映像の撮影を始めましたが一瞬で止みました。
なぜ撮影すると雨が止むのか…。つらい…。

高速に入ったら雨が降ってきました。現在80km走行です。

やはり『ハイブリッドストロングα』の方が弾いていますが、『魔π』もガラス専用の撥水剤じゃないのにこんなに弾くのはすごい。

当然の豪雨。ここ最近の走行映像の中でも１番の雨量です。

空と同化しているのでわかりづらいですが、『ハイブリッドストロングα』は水滴がストレートにビュンビュン飛んでいっている感じで、『魔π』は若干ウネウネしながら水滴が飛んでいっています。

停車時に大きな差はありませんね。『魔π』の方が付着している水滴の量がちょっと多いくらい。ワイパーを使ってみます。

特にビビリもないのですが、ワイパーの調子が悪く、ちょっとプルプルしています。

そして１つ気になることを発見しました。

ワイパーを動かすと『魔π』の面だけ白く曇る感じが一瞬あります。
全然見えなくなるというレベルではないですが、ちょっと気になりますね。

まとめ

といった感じで以上になります！
今回はリクエストの多かったコーティング剤Astree『魔π』を使ってみました。

オールマイティーでとても良い商品だと思いました！ボディにもガラスにも使えるし、艶も出るし、撥水もするのでビックリ。

ボディに施工時は艶が出るので少しムラになりやすいなと思いましたが、スプレーは使いやすいし、ガラスだと特によく滑るし、施工性も悪くなかったです。

水弾きはボディが疎水、ホイールは弱めの撥水、フロントガラスは撥水といった感じでした。

ボディの水弾きから見ていったので、フロントガラスがバチバチの撥水だったことにすごく驚いたのですが、もしかしてボディも本来は撥水で施工を失敗していたのか…？

だけどボディ全面に疎水効果は出ていて、綺麗に水が引いていたし施工を失敗したわけではないと思うんだけどな…。

実際に『魔π』を使っている方はどんな水弾きだったのか教えて頂けると非常に助かります。

耐久性はまだわかりませんが、金額も500mlで2680円でそこまで高くないし、性能的にも良い商品だと思います。気になる方は動画のコメント欄で水弾きなど他の人の意見も参考にしてみてください！

そいじゃ、また！

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