はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
過去に何度か紹介したことがあるイギリスの洗車ブランド、オートブライトダイレクトから、オートブライトダイレクトが推奨する洗車手順を紹介したいとの依頼を頂きました。
という訳で今回は、メーカーの洗車手順に則ってオートブライトダイレクトの洗車用品だけで今回洗車してみようと思います。
今回用意したこの大量の商品は、これでも商品ラインナップのほんの一部。それでも相当の量です。
オートブライトダイレクトは洗車の場面や対象となる汚れごとに商品をラインナップしているので、どの商品をどこに使っていいのかわからない方も多いと思います。
今回は、洗車の流れと一緒に商品の使い方を紹介します。一気にご紹介すると非常に長くなってしまうので、今回は洗車編としたいと思います。
さっそく洗車の方、やっていきましょう。
この記事の目次
今回洗車する車
こちらが今回洗車する車。メルセデスベンツ・Sクラス W222です。まずは洗車前の状態を確認してみましょう。
ホイール周りも結構汚れています。
特に今回のような欧州車は馬力が強いためブレーキディスクが削れやすく、足回りが汚れやすいと言われています。こまめな洗車が必要になりますね。
遠目で見れば綺麗に見えますが、近づいてみると全体的に汚れが付いています。
今回はこの車をオートブライトダイレクトの商品で綺麗にしてきます。それじゃやっていきましょう!
ホイール洗車
まずは足回り、ホイールから洗っていきます。ここではいきなりシャンプーで洗うのではなく、高圧洗浄機を使ってざっくり汚れを落としていきます。
この工程をしっかりかけることによって、ホイールの冷却も同時に行うことができます。
高圧洗浄機を使うだけでもこれだけの汚れが落ちます。この汚れを付けたまま洗車を始めてしまうと傷の原因になるので、水洗いの大切さがわかりますね。
ホイール鉄粉除去
高圧洗浄機でしっかりと汚れを落としたら、『パープルレイン3.0』で鉄粉を落としていきます。
パープルレイン3.0
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥3,780
使い方は簡単で、万遍なくホイールに吹きかけた後、2~3分置いてから高圧洗浄機で洗い流すだけです。汚れが激しい場合はブラシなどを使って洗っても大丈夫です。
『パープルレイン3.0』を吹きかけたホイールは、このように紫色の汚れが流れ出てきます。
これだけでも欧州車は鉄粉が飛び散りやすいので、汚れの落ち方もすごい。『パープルレイン3.0』は、これだけで鉄粉汚れを落としてくれます。
これが高圧洗浄機で『パープルレイン3.0』を洗い流した状態です。
この時点でホイールのシルバーが蘇りました。
ホイール及びタイヤ洗浄
この時点でもかなり綺麗になりましたが、まだまだホイール洗車は終わりじゃありません。まだ落ち切っていない汚れがあるので、次は『ブライトジェル』を使ってホイールに残った汚れを落としていきます。
ブライトジェル
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥3,280
このブライトジェルはホイールだけでなくタイヤにも使える商品です。
使い方は、ホイール・タイヤに吹き付けてホイールブラシで擦ります。
『プロスポークブラシ』を使えば、ホイールの奥の方も簡単にブラシが届くので安全に洗車することができます。
ブラシ自体も何種類かあるので、場所によって使い分けるといいと思います。
表面の細かい部分には『ホイールブラシ』が最適です。
ホイールナットの穴などまで擦ることができるので、隅々まで綺麗にしてあげましょう。
最後に再び高圧洗浄機で洗い流して完成です。茶色く汚れていたのがウソのようにピッカピカになりました。
今回のように鉄粉除去剤を使用した際に覚えておきたいのはブレーキディスクのサビについて。
ホイールは綺麗になりますが、ブレーキディスクにサビ汚れが付くので、行動に出る前にちょっとした距離でもいいのでブレーキを踏み、ブレーキテストをしっかり行ってから走行するようにしましょう。
ボディ洗車
まずは足回り同様、高圧洗浄機を使って高圧洗浄機で落ちるような汚れを落としていきます。
塗装面洗浄
次は、高圧洗浄機だけでは落ちないような水アカ汚れを落とすため、『シトラスウォッシュ』を使います。『シトラスウォッシュ』1に対して水10の割合になるように、『ビッグトリガー』に入れて希釈しましょう。
シトラスウォッシュ
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥2,980
ビッグブラストトリガー
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥1,980
『ビッグトリガー』に『シトラスウォッシュ』を入れたら、ボディに満遍なく吹きかけていきます。この『シトラスウォッシュ』は、ボディに固着してしまっている汚れに効果を発揮します。
スポンジなどを使って洗車をする前にできるだけ汚れを落としておくことで、洗車によって付く傷がかなり軽減されます。
オートブライトダイレクトではこの『プレウォッシュ』という工程を非常に大事にしている訳ですね。
1~2分経過を目安に高圧洗浄機で洗い流します。ドアパネルだったら2枚、ボンネットだったら1枚に吹きかけた後くらいの感覚で洗い流してしまっていいと思います。
使ってみて感じたのが、『ビッグトリガー』の使いやすさ。
一度に広範囲に吹きかけられるので、非常に施工が楽になります。ちょっとサイズが大きすぎる気もしますが…。
既に高圧洗浄機で洗浄した後ですが、『シトラスウォッシュ』を使ったことでこのように汚れが落ちるようになります。スプレーして待つだけなのに、ボディの色が変わるぐらいの変化がありました。
塗装面鉄粉除去
これでもまだ落ちていない汚れは、別の物を使って落としていきます。次はホイールのときにも登場した『パープルレイン3.0』。今回は1:3に水で薄めたものを『ビッグトリガー』に入れて吹きかけていきます。
今度は2~3分経過してから洗い流します。
時間が経つと、ボディの鉄粉が反応して紫色になります。
全体的に紫色に反応しているので、ボディ全体に鉄粉が刺さっていたということだと思います。2~3分経過したら洗い流しましょう。
タール除去
続いて『ジャストトニック』を使用してボディに付着したピッチ・タールを落としていきます。
これはスプレータイプの商品なのでそのまま吹きかけることができます。ただし、プラスチックなどにはなるべくかからないように注意してください。
ジャストトニック
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥3,680
ピッチ・タールが反応すると、画像のように茶色の汚れになって浮き出てきます。汚れが浮き出てきたら洗い流してあげましょう。
特にボディの下の方は反応しやすかった気がしました。
車両全体洗浄
ここまでのように、高圧洗浄機での予備洗車で落とせるところは念入りに落としました。ここでスノーフォームランスの登場です。今回は『スーパーフォーム』を1:10に希釈したものを入れました。
スーパーフォーム
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥1,980
ヘビーデューティフォームランス
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥14,800
オートブライトダイレクトの商品ではおなじみの泡々洗車ですね。
車全体が泡でいっぱいになるくらい、これでもかと泡を吹き付けていきます。
本洗浄
今回は新兵器、バケツキャスター『ドリー』を『ドリープレート』で2つ繋ぎ、『ウォッシュバケツ』と『リンスバケツ』2つでの2バケツ洗車を行っていきます。
『パープルベルベット』をバケツで1500倍に希釈して泡立て、洗車ミット『ラグジュアリーソフトピュア』でボディを洗っていきます。
ここまで様々な方法で先に汚れを落としてきましたが、ここでもボディをいたわって優しく洗っていきましょう。
パープルベルベット
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥3,180
ラグジュアリー ソフト ピュア
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥4,480
2バケツ洗車では片方のバケツに真水、もう片方にシャンプーを入れます。
シャンプーを付けてボディを洗ったら、真水で一度洗車ミットを洗って綺麗にしてから再びシャンプーを取ります。
こうすることによってシャンプーに砂や小石などの不純物が混ざらなくなり、ボディを傷つける可能性を減らすことができます。
今回使用しているバケツには、小石を沈ませて分別するための『グリットガード』に加えて『ウォッシュボード』と言う半円状のグリットガードを付けています。
ここに洗車ミットを擦り付けることによって、効率よく洗車ミットを洗うことができます。
グリットガード
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥2,980
ウォッシュボード
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥2,480
隅々まで洗ったら、シャンプー残りが無いようにしっかりと洗い流しましょう。
拭き上げ
最後にしっかりとボディを拭き上げます。水滴を残してしまうと水アカやウォータースポットの原因になるのでしっかりと拭き上げましょう。
オートブライトダイレクトでは、普通に拭き上げるのではなく『ベリーブラストQDダイレクト』を吹きかけて拭き上げることを推奨しています。潤滑剤のような働きをするので、拭き上げ摩擦による傷を防いでくれます。
ベリーブラスト
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥1,780
オートブライトダイレクトの『ドライングタオル』で拭き上げていきます。
デラックス フラッフィー ドライングタオル
オートブライトダイレクト
公式オンラインショップ販売価格 ¥2,580
これで一通りの洗車が終わりました。見ての通りピッカピカです。
ボディへの映り込みもバッチリ。個人でこれだけ丁寧に洗車ができれば、満足感もひとしおです。
まとめ
っといった感じで今回はオートブライトダイレクトの商品を使って、メーカー推奨の洗車方法で洗車をしてみました。
一言で言えば、車を傷つけないために最大限配慮した洗車方法だったと思います。
やはり直接擦って洗うという事には、物理的に傷が付くリスクが伴います。
それを防ぐために様々なアプローチで念入りに汚れを落としてから、最終的にミットで洗う。
ミットでの洗車に関してもバケツ2つで、ミットの汚れを落としながら洗う。さらには拭き上げまで潤滑剤を使用して傷を防ぐ徹底ぶりでした。
商品数は非常に多く感じましたが、それぞれが特化した汚れがあり、分業することで効果を高めているのだと感じました。
洗車時の傷予防のために色々なアイテムを揃えているメーカーだと感じました。
前半では、メーカー推奨の洗車方法をご紹介しましたが、後半では磨きだったりボディ・タイヤ・ガラスなどのコーティングだったり、内装の掃除方法などを紹介します。
また、今回使ったものの一部を皆さんにプレゼントしようと思うので、ぜひ後半もご覧ください。
ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!