はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!
今回はクリンビューの『ハイブリッドストロング』を使って「撥水剤は劣化するのか」を検証してみようと思います。
前に洗車用品に消費期限はありますか?と聞かれたことがあって、僕も気になっていました。
硬化型のコーティング剤など、物によっては購入してから2年以内に使用してくださいという記載があったりするのですが、使用期限を書いていない洗車用品は多いです。
今回は持っている中で1番古い『ハイブリッドストロング』の劣化速度を更に速めて、新品の『ハイブリッドストロング』と撥水の比較をしていきたいと思います。
撥水剤の劣化を促進する
撥水剤の劣化速度を速めるために、蓋を開けて数日放置します。成分にイソプロピルアルコールが含まれているので、おそらく揮発すると思います。
緑の蓋だけではあまり変化がなさそうだったので、白い部分も外しました。液状のりみたいな感じで、白い部分を外さないとドバドバ出てこないようになっていますね。
量が変わるかどうかもみたいので現段階の量を線で引いて、2~3日放置します。
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2日が経過しました。前の量と比べるとかなり減っていますね。それ以外、特に変わりはありませんが、ちゃんと劣化しているのだろうか・・・。
施工の前準備をする
今回はティーダのフロントガラスを使って検証していきます。軽く洗ってみると、何かを施工していたようで、水を弾きます。
以前に紹介したシュアラスターの『ゼロストロングリセット』を使って古いコーティング剤を落とします。
【新商品】ウロコ根こそぎ除去!?『ゼロウィンドウストロングリセット』を使ってみた!
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フロントガラスの真ん中にマスキングテープを貼りました。新品の『ハイブリッドストロング』と蓋を開けて放置した『ハイブリッドストロング』を順番に施工していきます。
この車、ワイパーの傷がすごいです。フロントガラスが汚れている状態でワイパーを使うと砂が噛んだりして、このような傷になってしまうことがあるので皆さんも気を付けてください。
フロントガラスに『ハイブリッドストロング』を施工する
運転席側に新品の『ハイブリッドストロング』を施工していきます。『ハイブリットストロング』の使い方は以下の通りです。
① <ガラスコート(撥水剤)の塗布>
使用前にボトルをよく振り、フロントガラスの外面にヘッド部分を押し当てながら、ガラス面全体にムラなく塗布してください。
②<乾いた状態で拭きあげる>
塗布面が白く乾いたら、固く絞った濡れタオルで塗布面全体をムラなく拭きあげてください。
③<撥水効果>
抜群の水はじき効果が長時間持続します。38km/h以上の走行速度でガラスに付着した雨・水滴が吹き飛ばされるので(当社研究部門風洞実験より)、ワイパーなしでも快適な視界が得られます。
出典:https://www.ichinen-chem.co.jp/
塗り終わったら5分ほど放置します。
新品の方を乾かしている間に、蓋を開けて放置した『ハイブリッドストロング』を助手席側に施工していきます。
塗り始めの一瞬、何か違うような気がしましたが、気のせいだったようです。量はなんとか足りました。こちらも5~10分乾かします。
5分が経ちました。同じクロスを2つ用意しているので、新品の方から別々に拭き上げていきます。
『ハイブリッドストロング』は何回か施工したことがありますが、クロスの面を変えて拭き上げることが大切です。
面を変えないで拭き上げてしまうと、かなりムラっぽくなってしまうので注意してください。
続いて蓋を開けて放置した『ハイブリッドストロング』の方も拭き上げていきます。
1回目は必ずムラになるので、しっかりと面を変えて拭き上げていきます。
撥水を比較
新品の『ハイブリットストロング』を施工した方の撥水から見ていきます。
相変わらずの撥水力ですね。バチバチ弾いています。
蓋を開けて放置した『ハイブリッドストロング』。新品の方と変わっていないですね。むしろこっちの方が若干撥水している気が・・・。気のせいか。
車内からの様子もお見せしたいと思います。運転席側が新品の『ハイブリッドストロング』、助手席側が蓋を開けて放置した『ハイブリッドストロング』です。
両方とも間違いなく撥水していますが、ほとんど違いはないです。
先ほど、蓋を開けて放置した『ハイブリッドストロング』の方が若干撥水している感じがしたのは、おそらく施工と拭き上げのちょっとした差だと思います。
まとめ
今回は「撥水剤は劣化するのか」という検証で、蓋を開けて放置した『ハイブリッドストロング』と新品の『ハイブリッドストロング』の撥水を比較してみました。
検証の結果、蓋を開けて放置したら量は減るが、撥水性能は全く変わらないということが分かりました。
実際にコーティング剤などをジップロックに入れて保管している人もいるので、何か変わるだろうと思っていました。
というか変わっていてほしかったので、少し残念な結果になってしまいました。放置した期間が短かったのかな。
撥水剤は古くなったら新しいものを買うという考え方ではなく、なくなったら新しいものを買うという考え方でいいのかもしれませんね。今回の感じだと普通に保管する分には、消費期限的なものは特に考えなくてよさそうです。
とはいえ耐久性が変化している可能性は捨てきれないので、その辺は追って見ていこうと思います。
今回は『ハイブリッドストロング』の撥水力の強さがよくわかる検証となりました。値段もお手頃なので気になる方はぜひ使用してみてください。
そいじゃ、また!
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