出典:dragtimes.ru
過去に、イーロン・マスクがTwitterで「モデルS」は少しなら水中を走れるとツイートしたことがありました。
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モデルSに関してはドライブユニットとバッテリーが密閉されているから水の中を走っても問題ないということをアピールしたのですが、本当にボンドカーのように水の中を走る車が存在するのか調べたらスイスの自動車メーカーが販売している “sQuba”という車がありました!
sQubaとは?
スイス企業のRinspeedによって開発されたsQubaは、陸上と水中の両方で運転できる世界で初めての車です。
出典:wikipedia
Rinspeedはスイスの自動車メーカーで、旧車のレストアからスバルのチューニングなどを行っているおり、CEOのFrank M. Rinderknecht氏が1977年に公開された「007 私を愛したスパイ」に登場するボンドカー(ロータス・エスプリ)に刺激を受け、ロータス・エリーゼをベースに水中を走る車 “sQuba” を作りました。
なんと開発費は1億6000万円…
車内は完全防水!
この “sQuba” は、屋根がないオープンカーです。理由としては緊急時に乗員が容易に脱出できるように設計されているからです。
トランクルームには酸素ボンベを搭載!
フルオープンなのでトランクルームには酸素ボンベが積んであり、潜る場合は酸素ボンベからスキューバダイビングのように空気を吸います。
水深10mまで沈むことが可能!
sQubaは電気自動車で、水用と陸用の電動機を使用して10mの深さまで潜る? 沈める? ことが可能です。気になる速度は、水中では3km/h、水面では6km/h、陸では120km/hで走行するこができます。
クルーズコントロールシステムも導入!
ボンネットに取り付けられているレーザーセンサーで自律走行も可能にしています。
開発費に1億6000万円は高いのか? 安いのか?
おもしろいことに開発者のRinderknecht氏は、「”sQuba” は水中をドライブできる車としては魅力のある車ではない」と認め、お金持ちのおもちゃとして販売を行っている。