出典:vito.車.blog
雨も多くなり車の運転が怖いことも多い季節になりましたね。雨の時に視界を確保するワイパーについて今回ご紹介したいと思います。
ワイパーは完全に水を拭き取っている訳ではない?!
自動車に装備されているワイパーは、ワイパーブレードを取り付けたワイパーアームを左右に振ることで、ガラスに付着した水滴を払拭しています。
この時、ワイパーブレードに取り付けられたワイパーゴムの部分で、完全に水をふき取るのではなく付着した水滴を薄く均一に伸ばし、水滴による屈折を抑えることでドライバーの視界を確保しています。
ワイパーにも交換のサインがある!?
雨が降ってきたため、ワイパーを作動させても前が見づらいなんて経験ありませんか? ワイパーにも交換のサインがあります。見逃さないようにしましょう。
1.スジ状の線が残る
2.拭きがビビる
3.水がにじむ
4.拭きにムラがある
雨が降った時はこんな症状がでてくると「ワイパーの交換時期かな?」なんて感じる人も多いと思いますが、雨がやむと忘れてしまうんですよね。
ワイパーが劣化していると車検に通らない!?
出典:oshiire*BLOG
道路運送車両の保安基準の審査事務規定より、簡単にまとめると
- 自動車のフロントに装備されている窓ふき器(ワイパー)は、視界をきちんと確保できるものでないといけない。
- 劣化や損傷で著しく機能が低下している場合は基準に適合しない。
とあります。
ワイパーが正常に作動していても払拭性能が落ちている場合には車検に通らないという事です。雨の日でも安全に安心して車に乗れるよう、ワイパーもきちんとメンテナンスを行いましょう。