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車を運転した経験のある人なら、一度はお世話になっているであろうガソリンスタンド。何気なく使用している人も多いと思いますが、ガソリンは「危険物」なので、さまざまな注意点をしっかり守って利用する必要があります。注意を怠ると、大変な事故に繋がる可能性も…。
そこで今回は、ガソリンを入れる際に注意しなければならないことや、お得な給油方法など、知って得するガソリンスタンド豆知識をご紹介します。
この記事の目次
静電気除去シートは触らないといけないの?
セルフ式のガソリンスタンドに行くと、必ず見かけるのが静電気除去シートです。給油前には必ず触れているという人もいれば、面倒なので触らずにそのままガソリンを給油する人もいるでしょう。しかし、静電気除去シートに触れないと大変なことになる可能性があることを、皆さんご存知でしょうか?
なぜ静電気除去シートを触らないといけないの?
静電気除去シートに触れずに給油すると、給油の摩擦で私たちの体や服にたまった静電気から引火し、大事故に繋がってしまう恐れがあるからです。
静電気は冬に起こりやすいと思っている人が多いかもしれませんが、季節を問わず、乾燥しやすい時期は私たちの体や服に電気がたまりやすくなるため、静電気が起こりやすくなります。
またガソリンは気化しやすく、直接触れていなくても静電気などによって引火する恐れがあります。静電気は給油口を開ける時や給油ノズルを差し込むときなどの摩擦によっても起こるため、最悪の場合ガソリンに引火し、大変な事態になってしまうというわけです。
実際に静電気がガソリンに引火し、炎が上がった事例もあります。ガソリンを給油する際には、忘れずに静電気除去シートに触れておきましょう。
ガソリン入れている最中はエンジンを止めないといけないの?
ガソリン給油の際にスタッフから「エンジンを切ってください」と言われたことのある人もいるのではないでしょうか。実はエンジンをかけたままガソリンを入れると、さまざまな危険に見舞われる可能性があるからなんです。
エンジンが引火の原因になる可能性が…
実はエンジンをかけた状態だと、まれに火花が発生することがあります。万一火花がガソリンに引火すると、手元が炎上したり、場合によっては車やガソリンスタンドが爆発したりといった恐れがあるため、給油中にはエンジンを切ることが義務付けられているのです。
急発進してガソリンがこぼれる可能性も!
またエンジンをかけたままだと、誤操作によって給油中に急発進し、給油ノズルが抜けてしまう可能性もあります。周囲にガソリンがばらまかれてしまうと、大変な事態になることは想像に固くありません。
安全に給油するためにも、給油はエンジンを止めてから行うようにしましょう。
キャップを閉め忘れたらどうなるの?
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キャップを閉め忘れると、ガソリンが給油口からこぼれる可能性があるほか、蒸発した燃料から引火する恐れもあるため、走行前は慌てて発信せずに、閉め忘れがないか確認するようにしましょう。
給油口とキャップが完全に取り外せない場合も注意が必要!
「キャップの閉め忘れ」と聞くと、給油口からキャップが完全に取り外せるタイプだけに起こる事故ではと思う人もいるかもしれません。しかし、たとえキャップが完全に取り外せないタイプでも、閉め忘れが起こらないわけではありません。また閉め方が緩いと、走行中に外れてしまう可能性もあるでしょう。
「自分は大丈夫」と思わず、必ずキャップを閉めたか、走行前に確認するよう心がけましょう。
お得に入れる方法はあるの?
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実はちょっとした工夫で、ガソリンをお得に入れることができます。ここでは代表的な方法をご紹介します。
プリペイドカード・クレジットカードを利用する
ガソリンスタンドではプリペイドカードを利用することで、通常価格よりも安く給油できる場合があります。また提携するクレジットカードを利用することでポイントがついたり、割引が受けられたりする可能性も。利用頻度の高いガソリンスタンドに、こうした特典の付いたクレジットカードがあるなら、契約しておくとお得に給油できますよ。
イベント日に給油する
ガソリンスタンドによっては「毎月◯日は△%引き」「◯日プリペイドカード購入で割引額アップ」などといったイベントを定期的に行っているところがあります。その日のガソリン給油にしか適用されない場合もありますが、プリペイドカード購入額が安くなるなどの場合、イベント日にたくさん購入しておくことで、後日お得に利用できることも。周囲のガソリンスタンドのイベント日を確認しておくと、お得にガソリンを入れられる可能性が高くなりますよ。
まとめ
普段何気なく使っているガソリンスタンドには、実はさまざまな危険が隠れています。こうした点に注意しながら、ガソリンをお得に入れて、賢くガソリンスタンドを活用してみませんか?