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この記事の目次
千里浜なぎさドライブウェイ
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車で砂浜を走れるドライブウェイ。
石川県羽咋市から宝達志水町にかけて全長約8km、日本で唯一、自動車やバイクで砂浜を走ることができる道路です。
波打ち際を走るなんて普段できない経験が出来るドライビングポイント!
交通量の多くなる夏期の1か月は公道として道路標識が設置されます。速度制限は30キロ。交通ルールを守って走行しましょう。
世界でも砂浜を走れる道路は3か所だけ?
アメリカ合衆国フロリダ州:デイトナビーチ
ニュージーランド:ワイタレレビーチ
日本:千里浜なぎさドライブウェイ
砂浜って車は沈まないの?
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普通砂浜の砂は粒子の大きさがバラバラですが、千里浜の砂は砂の大きさが小さくその大きさも揃っており角ばった形をしています。
その為、適度な水分が混ざると砂浜が硬く締まり、普通の道路のように走行が可能となるのです。
案外なんでも走れる
出典:羽咋市
車以外にも、バイクでも走ることが出来ます。自転車での走行も可能。
悪天候でなければ年中走行可能ですが天候が悪いと通行規制を行い走行できない場合がありますので、ご注意ください。
5月~10月までは千里浜砂像開催中
出典:フォト蔵
千里浜砂像2015
- 期間:5月2日(土)~10月31日(土)
- 場所:千里浜レストハウス横(羽咋市千里浜町)
車で砂浜を走るだけでなく、砂像展示もある!
建造物やキャラクターなどここでしか見ることができない巨大砂像が出現します。夏ごろに完成予定で、それまではどんどん砂像がつくられていく過程を見ることが出来ます。
実は海岸侵食が進んでいる
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1994年には砂浜の幅が50m程だったのに対し、2011年には35mとなってしまい、1年でおよそ1 mも砂浜が浸食されてしまっています。
そこで千里浜再生プロジェクト、「千里浜海岸保全対策検討委員会」を設立。潜堤・人工リーフ・サンドパック工法等に取り組んでいます。
しかし、現在砂場の幅は35m。数十年後にはこの千里浜なぎさドライブウェイを車で走れなくなってしまう日が来るかもしれません…
アクセス方法
関西方面から
北陸自動車道→金沢森本IC下車→山側環状道路(能登・七尾方面)→白尾IC→のと里山海道→今浜IC下車
能登方面から
のと里山海道 千里浜IC下車
注意
道路の端は砂が締まっていないため稀にスタックすることがあります。
車両重量が200kg以上の場合は駐車時スタックする可能性があります。
心配な場合は板切れなどスタックから脱出する道具を持参した方が良いそうです。