出典:GATAG
段々と半袖になる日が増えてきましたね、もうすぐ夏がやってきます。
さて、こんな季節になると毎年必ず耳にするニュースがあります。
『子供の車内放置事故』です。
この痛ましい事件がなくなることはないのであろうかと、毎年考えてしまいます。
Youtubeに投稿されている「Don’t leave urkids in car」では、アメリカのテリー・ウィリアムズさんが実際に真夏の日に、夏場の車内放置の危険性を訴えかけている動画です。
撮影日の気温は摂氏32度、日本の熊谷では毎年40度近くになっていることを考えると少しインパクトにはかけるかもしれないが、夏場はだいたいこれくらいの気温でしょう。
それに、32度で、しかも成人の男性でこんなになってしまうの?と衝撃を受ける動画です。
汗はつぎからつぎへと溢れだし、息絶え絶えの状態です。
本人も呼吸がなんとかできる程度、想像を超える苦しさと恐怖だ、と話しています。
果たしてこれが子供や乳児であればどうなってしまうかは、容易に想像がつきますよね。
窓を閉め切り、エンジンを停止させると、わずか15分で人体にとって危険なレベルにの熱中症に陥ると言われています。
最近では、ペットの車内放置も問題になっていますが、アメリカのアーニー・ウォード獣医師が駐車している自動車内の気温がどのように変化するかの実験を行った画像をyoutubeにアップしてペットの車内放置の危険性を訴えています。
JAFが行った夏の車内温度/夏の情報によれば、エアコンが作動している車内でも車内の平均気温は26度となっています。
サンシェードの装着や窓を開けただけの車内に至っては、平均気温が42度~51度となるそう….
出典:JAF
また、コンビニやスーパー等に子供を車内放置した状況を想定した実験を行った結果が以下の図のとおりだ。
出典:JAF
この結果を見る限り、31度を超えれた車内ではわずか5分でも子供を放置すれば危険ということが分かります。
ある記事によれば、15分で車内で過熱された子供の命を脅かす脳や腎臓の損傷が起こり、苦しみだすというのです。
出典:GATAG
コンビニにちょっと寄って待たせるくらい大丈夫でしょ!
という気の緩みが大変な事態を招いてしまいます。
ぜひ、この記事を読んでいただいた方は、悲しい事故が起こらないように気を使っていただけてたら幸いです。