先日、高速道路を逆走し事故を起こした運転手が「なぜここを走っていたのかわからない」と話すというニュースがありました。
高速道路の逆走が原因で事故…なんてニュースをたまに耳にしますが、そもそもどのような状況で逆走は起こるのか不思議だった為調べてみました。
「JAFが再現 逆走車の恐怖 本線走行時の遭遇 」
見て頂ければわかりますが、前方に車が居ると認識してからそれが逆走車であるとすぐに判断することが出来ず、逆走車だと分かった時にはもう距離がギリギリ!
逆走の原因として一般的に、逆走はいけないことだと認識しているが車が来ていないから平気だろうと「意図的に」逆走してしまう場合や、そもそも高速道路での正しい走行の方法を認識していない「知識欠如」が原因の場合、誰かと話していたり、つい!やうっかり!で逆走してしまう「注意散漫」、痴呆など何かしらの疾患による「判断力低下」が主な原因としてあげられます。
この記事の目次
20代30代に多いのが
- うっかりして、ぼんやりして
- 案内標識の確認不足
- 違反から逃れるた
40代50代に多いのが
- うっかりして、ぼんやりして
- 居眠り、寝ぼけが原因
60歳以上に多いのが
- 何かしらの疾患(痴呆等)のため
- 高速道路の利用方法がわからなかったため
逆走が起こりやすい場所
出典:http://jin115.com/lite/image/282562
逆走車はどこで間違えて逆走してまうのでしょうか?
インターチェンジとジャンクション 約40%
出典:ITARDA
Uターンすることで逆に戻れる気がしなくもないですが…
サービスエリアとパーキング 約30%
出典:ITARDA
SA・PAで駐車後、入り口側から出てしまうパターンです。対向車が来れば気づきそうな気が…
本線 約20%
出典:ITARDA
本線でUターンしてしまうパターンです。隣の車線を対向車線と勘違いしてしまうそうです。
さいごに
出典:いらすとや
逆走は「間違えました」ではすまない重大な事故に繋がります。高速道路などでは、本線の通行方向の矢印を確認して流入する癖をつけましょう。
また、自分は絶対大丈夫と思っていても、逆走車と遭遇した場合、どう対処したらよいのでしょう?
とにかく落ち着いて、自分の逃げるスペースを確保・確認し、減速してからハンドルで回避する。こんな現場で実際にそれが実行できるかどうかかなり不安ですが、どこか頭の片隅にでも記憶しておくと心強いですね。
逆走車を回避する際、スピードがでていますので急ブレーキや急ハンドルはスピンや横転に繋がるため危険です。逆走車は左車線を走っているつもりで追い越し車線を逆走してくるため、普段から追い越し車線は追い越し時のみ使用、また前方の車で視界が悪い時は十二分に車間距離を開けておくことが大切です。
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