昔の普通乗用車で、車速が100Km位、軽自動車で80Km位のスピードで走行していると運転者へ注意喚起として、機械式のキンコンキンコンやブザーが鳴っていたのをご存知ですか?
私も子供の頃、親の車に乗車して、高速を走っているときよくこの音を聞いたのを覚えています。
しかし、最近の車には装備されていなく、いつの間にか純正装備から消えていました。なぜ「キンコンキンコン」はなくなったのでしょう?
キンコンキンコンがなくなった理由
出典:http://www.wallpapersja.com/
なぜ純正装備からなくなったのか気になったので調べてみました。
日本では標準装備だったから
あの「キンコンキンコン」の正式名称は「速度警報音」という名前が付いており、日本の車には標準装備として装着が義務付けられていました。義務付けられていたということは、もちろん「速度警報音」が付いてないと車検にも通らなかったのです。
当時は、「速度警報音」が標準装備になっていたので輸入車にも「速度警報音」を付けないと車検を通すことができなく海外の車メーカーが「速度警報音」の標準装備を廃止するように求め、あっけなく廃止となりました。
キンコンキンコンが眠気を誘う
事故防止のために装着しているのに、制限速度を守ることなく「キンコンキンコン」を鳴らしたまま運転する人もおり、キンコンキンコンを聞きながら運転していると運転手の眠気を誘うこともあり「速度警報音」の装着義務が廃止されました。
ということで、「キンコンキンコン」は、海外の圧力と眠気を誘うことから標準装備から外されました。
みなさんも、スピードの出しすぎには注意して、眠くなったら休憩してくださいね!