オイルフィルターを交換した事がありますか? そもそも、オイルフィルターって何? と言われる方も、もしかしたらいるかもしれませんね。過去に交換した事が無いのであれば、それは焦った方がいいと思いますよ!
それでは、どうしてオイルフィルターって交換しないといけないのか、という所から紹介していきます。
見えない所にあった!オイルフィルターの秘密とは!?
オイルフィルターの役割、それは「フィルター」という名前が表す通り、エンジンオイルのフィルターです。
見た目では非常に小さな部品なのですが、中にはろ紙がカーテンの用に細かく折り曲げられており、直径が10cmほどの部品ですが、中のろ紙を伸ばしてみると数メートルにもなるのです。もしオイルフィルターが詰まってしまい、エンジンオイルが通過できなくなってしまうと、エンジンオイルが循環しないまま、エンジンは回っている状態が続きます。
この状態で走り続けると、エンジンの摩擦熱が急増してしまい、「ピストン」が「シリンダ」に焼きつく可能性が高くなります。金属表面が溶けてしまい、一つの部品のようになってしまうのです。
1000円少々の部品であるオイルフィルターが詰まってしまうだけで、エンジンが危険な状態に…。
どんなに丁寧な運転をしていようとも、オイルフィルターには自己清浄能力がありませんので、必ず「交換」しなければならないのです。
知っておきたい、オイルフィルターの交換時期!
オイルフィルターの交換時期ですが、目安としては「エンジンオイル交換2回に1回」と言うのが一般的です。
あくまで目安ではあるのですが、2回に1回交換していれば、ほとんど問題になる事はないようです。ただし、3回に1回となると少しずつリスクが増してきますし、ドライバーの運転方法や道路状況(粉塵の多さなど)でも変わってくる為、車屋さんにチェックをしてもらうのが一番正しい方法かもしれないです。
心配なら毎回のオイル交換でオイルフィルターも交換してあげてもいいかもしれませんね。
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オイルフィルターを交換しよう!
ここまで読んで、自分の車のオイルフィルターを交換しなくては!と思った方も多い事でしょう。オイルフィルターを交換する時は、通常エンジンオイルも同時に交換する事になりますので、それに合わせた準備をしておきましょう。
また、オイルフィルターを交換すると、通常のエンジンオイルの交換時よりもエンジンオイルの補給量が若干多く必要になります。あらかじめオイルフィルターの交換時に合わせたエンジンオイル量(+200ccほど)を用意しておきましょう。
まとめ
オイルフィルターはとても小さいパーツながら、縁の下の力持ちとして、大切な役目を担っている事が解りました。
普段のドライブでは、劣化になかなか気づかない部分ではありますが、エンジンオイルを交換するタイミングで、オイルフィルターの事も思い出してあげましょう。適切なタイミングで交換する事が、結局は車自体の寿命を伸ばす事につながります。