フェラーリにポルシェ、ジャガー、ボルボ・・・発売当時は高くて手が出なかったけれど、5年や10年落ちで「これなら買えるな!」と思わず思ってしまうようなプライスになっていることも少なくありません。
しかし外車の中古車における、リスクをしっかり把握していないといざという時に、痛い目にあう事になってしまいます。
買ってから困らないために、覚えておきたい中古の外車を購入する際に、後悔しない為の3つのポイントをご紹介します!
せっかく買ったのに国内で整備できない!?
出典:Gulliver
外車はやはり外車。どんなに街中で見かけるようになったとしても、国産車ではありません。
万が一故障した際に、ディーラーでないとできない作業があったり、一般的な作業であっても行きつけの整備工場では工具が無いことで、ネジ一本すらも緩められないなんていうことも。
国産車と違って工具の規格が異なることが多く、一般的な整備工場では工具がない事と、外車を触りなれた人間がいないという問題から整備を断られるケースも多々あります。
電子制御が進んでいる高級車クラスは特に厄介で、コンピューター関係が故障した場合に安い中古部品を見つけても使えないことが多々あります。
これはディーラーでのセッティングやリセットが必要になってしまい、ディーラーでは製品保証を担保できない中古部品の持込が拒否され、新品での修理を余儀なくされてしまうからです。
ディーラーの認定中古車以外で中古車を購入する際には、万が一の故障時には提携の整備工場があるか、中古車屋さんに確認しておいた方が間違いがないでしょう。
え、こんなにするの!?部品が高い!!
出典:MDR
国産車と違って、車格や車両価格に関係なく部品が高い!というくらいに、いろいろな部品が高いのも、購入してからでないとわからない点です。
たとえば国産車であれば2~3万円の定価で買えるようなドアミラーであっても、ぶつけてしまってドアミラーを交換するなんていうときに外車では新品定価が10万円なんてことも珍しくありません。
新品は高い、という理由で中古部品を探して安く修理費用を抑えたいと思っても、国産車と違って絶対数が少ないので中古部品の流通も少なく、新品部品での修理を余儀なくされることを覚悟しておきましょう。
この部品はありません!本国から取り寄せ!?
出典:車売るならドコがいい?
ちょっとした整備で必要になった部品を新品で取り寄せようとしたら、国内に部品の在庫が無いということも少なくありません。
本国から部品を取り寄せると船便などで1ヶ月は少なくともかかってしまいますので、部位によっては部品が来るまで車が使えないなんていうことも!
こういった部品在庫の面においても、すぐに手に入らないという事から、不便を感じることがあるかもしれません。
【まとめ】
以上が、中古の外車を購入する際に押さえておきたいポイントです。
はじめて外車を購入するというのなら、整備の面やアフターフォローの面でメリットのある、ディーラーの認定中古車の方が安心かもしれませんね。
一般の中古車屋さんで外車を購入するのであれば、アフターフォローに関して入念にチェックしておいたほうが、万が一の時に慌てなくて済むのではないでしょうか。