エンジン冷却水(LLC)の補充
エンジン冷却水(LLC)が減ることはその構造上なかなかありませんが、遠出する前に一度確認しておけば安心です。
冷却水が不足すると
エンジンで発生する熱を冷却しきれずに、オーバーヒートしてしまいます!
オーバーヒートは、エンジンにとって致命的。
作業内容も簡単なので、自分で車整備していく練習になりますよ。
準備するもの
・軍手(手が汚れても良ければいらない)
1ダース買っておけば間違いないでしょう!
・冷却液(もしくは水道水)
古河薬品工業(KYK) ラクラククーラント -40℃ 2L 緑[HTRC3]
このサイズがあれば間違いなく補充できます。
・ラジエターを入れる際に使う漏斗(じょうご)
ライル ラジエターのクーラント交換時の便利な じょうご 24680-HAPPY
こういうオシャレな漏斗を使うのもいいかもしれないですね!
作業の内容
1.ボンネットを開け、エンジンルームを開きます。
2.エンジンルーム内から、写真のようなラジエターキャップを探します。
3.ラジエターキャップそばのホースをたどり、リザーバータンクを探します。
4.リザーバータンクに入っている冷却水(LLC)の量を確認します。
「FULL」の文字があるラインに冷却水(LLC)あればそのままでOKです。
それより少ない場合は「FULL」近くまで補充しましょう。
5.補充ためにキャップを開け、冷却水(LLC)を補充します。
「FULL」のラインを越え、文字がつかるぐらいまで水を入れて問題ありません。
入れすぎたり、こぼしたりしても大丈夫ですので慌てずに。
ラジエターの中に入っている冷却水は、赤や緑といった色がついています。
6.キャップを締めて、ボンネットを閉じれば終了です。
点検目安
半年に一度の定期点検をおすすめします。
もしくは遠出する前には確認することをおすすめします。
頻繁にリザーバータンク内の冷却水(LLC)が少なくなっていると、水漏れの可能性があります。
タンクに穴が空いていたり、ヒビが入っていたりする場合もあるので、お早めにお近くの整備工場へ。
タンク内が空の状態や冷却水(LLC)が極端に少ない時に水道水だけを補充すると、寒い時期などは凍結してしまうこともありますので、注意して下さい。
注意事項
冷却水もウォッシャー液と一緒で、寒冷地で水を補充すると凍ってしまう可能性がございますので
水ではなく冷却水を補充することをお勧めます。
徐々にランクアップしていきますので、次回も宜しくお願いします。